書籍を章・記事レベルで配信 パピレスの「パピレスプラス」オープン

前日にBookLive!が電子書籍のレンタルを始めているが、パピレスは書籍を分冊化して章・記事レベルで配信するサービスを新たに立ち上げた。

» 2014年06月19日 12時30分 公開
[西尾泰三,eBook USER]
パピレスプラス パピレスプラス

 パピレスは6月19日、書籍内容を分冊し、章・記事ごとに配信するスタイルを採用した電子書店「パピレスプラス」をオープンした。

 電子書店パピレスや電子貸本Renta!などの電子書籍配信サービスを運営するパピレスだが、新たにオープンしたパピレスプラスは、より細かな粒度のコンテンツ購入を可能にしており、分冊化された書籍内容から各章・記事ごとに閲覧・購入できる(書籍1冊単位での購入も可能)。リーディングシステムはビューワブラウザ一択で、アプリは用意されていない。

 ラインアップは、ビジネス書・実用書を中心に1万点超からスタート。あさ出版、イースト・プレス、河出書房新社、かんき出版、近代映画社、東洋経済新報社、PHP研究所、二見書房、モバイルメディアリサーチなどの出版社の作品が並んでいる。

 価格は10円からで、ポイントを購入して決済する形態。決済手段はクレジットカード、キャリア決済、プロバイダー決済、電子マネー(Yahoo! ウォレット、WebMoney)が利用可能。

 また、サイトの構成も一般的な電子書店と異なり、記事、章の見出しをニュース記事のように表示した情報サイトのようになっているのも特徴となっている。

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