紀伊國屋書店、今年も東京国際ブックフェアで選書ツアーとセミナーを開催

» 2014年06月16日 18時22分 公開
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 紀伊國屋書店は、7月2日〜5日にかけて開催される第21回東京国際ブックフェアの会場で、ブックハンティング(選書ツアー)とセミナー「『本の力』〜For Next Generation〜次世代読者に向けて」を開催する。

 これまで紀伊國屋書店は、全国の店舗でブックハンティング(店頭選書ツアー)の場を提供しており、2012年のブックフェアからは会場でのブックハンティング&セミナーも実施している。

 書物復権10社の会大学出版部協会の協力の下実施される。参加する図書館は、関東学院大学図書館、東京工芸大学図書館、獨協大学図書館、文京区立図書館、荒川区立図書館、他2館を含む全7図書館。大学からは図書館司書のほか一部学生も参加する。

 協力出版社は、各ブースにコンシェルジュとして編集者を配置。編集者から本の内容のほか普段は触れられない出版関連の貴重な話を聞きながらの選書は学生にとっても貴重な体験となるだろう。

 ブックハンティングの参加者を対象としたセミナーの今年のテーマは「学術書、人文書の編集」。協力出版社の編集者が講師となり、企画の立て方、著者との打ち合わせ、印刷・製本会社と交渉、営業担当者や書店とのやりとりなど、編集にかかわる日々の業務を通じて、本と出版の最前線を語るという。

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