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» 2014年05月19日 12時05分 UPDATE

ハイキュー!!だけじゃない 今熱いオススメバレーボールマンガ

現在週刊少年ジャンプで連載中の人気作品『ハイキュー!!』。この機会に他のバレー漫画を読んでみるのはいかがでしょうか?

[ラノコミどっとこむ]
ラノコミ.com

 週刊少年ジャンプで大人気連載中の作品『ハイキュー!!』。

 主人公・日向翔陽(ひなたしょうよう)影山飛雄(かげやまとびお)ら烏野高校バレー部の面々を中心とした、バレーボールに青春をかける高校生たちの活躍を描いた本作は現在、テレビアニメも話題となっています。

 しかし、皆さん。実は、今熱いのは『ハイキュー!!』だけではないのです!ラノコミどっとこむでは今回、ハイキュー!!に負けず劣らず、今熱いオススメのバレーボールマンガを2作品ご紹介、その魅力をお伝えします。


少女ファイト(イブニングKCDX)

 まずは、バレーボールを通して自分自身に向き合う少女たちの成長と、彼女たちを取り巻くさまざまな人物との群像劇、『少女ファイト』をご紹介。

fhfig1145.jpg 少女ファイト

 大石練(おおいしねり)15歳。バレーボールの名門・白雲山学園中等部に在籍しながらも、ずっと自分を抑え続けている練。

 それには、彼女の心の中に強く残り続ける人――姉の大石真理(おおいしまり)や、そして小学生時代のチームメートとのトラブルが大きく関係していました。

 やがて、自分の中にある思いと正面から向き合うようになった練は、真理と同じ黒曜谷高校へスポーツ特待生として入学。練はそこで、小田切学(おだぎりまなぶ)ら個性溢れる同級生たちや「魔女」と呼ばれる先輩たちと出会い、バレーボールと真剣に向き合う決意をします。

 バレーボールという競技を通じて、展開される緻密なストーリー。

 大切な存在を失い、心を閉ざしかけていた者。救われ、あこがれた人物に少しでも近づけるよう努力する者。肉体に絶対的な不安を抱えながらも、光を見出した者。本作は群像劇となっており、登場する数多くのキャラクターそれぞれの葛藤が丁寧に描かれており、読者からしてみるとその立場に感情移入してしまうこともしばしば。

 彼女たちにとって、バレーボールは人生の縮図そのもの。バレーに、友情に、家族愛に、恋愛に。すべてのことに体当たりでぶつかり、時に挫けそうになりながらも、仲間によって支えられ再生する。

 不器用ながら、どんな問題にも一生懸命立ち向かう彼女たちの姿には、声援を送らずにはいられません。

神様のバレー

 続いては、『神様のバレー』。

 主人公・阿月総一は、実業団バレーボールチーム<日村化成ガンマンズ>のアナリスト。アナリストとは、対戦チームを分析し、ベンチ外から監督に作戦を指示する、いわば“チームの黒幕”で、感情を排除したIDバレーが主軸になっている現代のバレーの世界において、欠かすことのできない存在です。

 そんなアナリストである阿月の野望は、いつか全日本を引き連れて世界を制すること

fhfig1145-2.jpg

 阿月の野心に興味を持った日村化成の会長は、ある条件をクリアしたら全日本男子バレーボール監督の座を用意すると彼に約束します。その条件とは、万年地区予選1回戦敗退の私立幸大学園中学校男子バレー部のコーチとなり、全国制覇させることでした。

 さて、単刀直入に申します。この『神様のバレー』という作品に対して、バレーに打ち込む学生たちの輝きに満ちた青春ストーリーを期待してはいけません! なぜなら、この物語の主人公・阿月は、友情・努力・勝利といったものには程遠い存在だから。彼は野望にあふれ、人を罵倒することに長け、使えるものは何でも利用する戦略に全力を注ぐ――いってしまえばゲス男だからです。

 そんなゲス男が考えるバレー戦術ということは、つまり……そう、実は彼の意味するIDバレーとは嫌がらせ(I)とだまし(D)に満ちたバレーのことなのです。

応援が味方を元気づける? そんなモン熱血バカの迷信だ
本当の応援ってのは相手にプレッシャーをかけて精神崩壊させるためにやるもんなんだよ

 気合? 根性論? そんなのクソ喰らえとでも言うようなやり方で指導する阿月ですが、彼の言うことは常に理に適っており、生徒一人一人をきちんと観察し、やる気を引き出すことで適材適所の活躍を導き出すなど、さすが天才アナリストといった一面を見せます。

 熱血スポ根モノが苦手だという方や、わたしのようなひねくれたモノの見方が大好きな方にオススメの作品です。

 さて皆さん、いかがでしたでしょうか? 今回ご紹介した作品以外にも、現在連載中のバレーボールコミックはどれも面白い作品ばかり。皆さんもぜひ、お気に入りの作品を見つけてみてくださいね!

(評:ラノコミどっとこむ編集部/やまだ)

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