ブックビヨンド、ドイツ専門サッカーマガジン『KAISER』発刊

サッカー取材歴四半世紀以上のベテランスタッフ陣が、ドイツサッカーの魅力と真髄を伝えるボーンデジタルマガジンだ。

» 2014年05月01日 16時32分 公開
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 学研グループのブックビヨンドは5月1日、ドイツのサッカーにフォーカスしたボーンデジタルマガジン『KAISER(カイザー)』を発刊した。価格は300円(税別、次号発売までのキャンペーン価格、その後は500円)で、同社の運営する電子書店「BookBeyond」を始め主要な電子書店で配信される。

 サッカー界の「皇帝」と称されたフランツ・ベッケンバウアー主将率いる西ドイツ代表が1974年のワールドカップ西ドイツ大会で優勝し、ドイツサッカー黄金時代を築いてから40年。サッカー先進国ドイツとの日独交流の歴史や、文化・社会変化とともに進化するサッカーカルチャーから、日本代表やサッカーの未来を考察するのが本書だ。Vol.1では、日独サッカー変遷史の深い検証を通じて現代サッカーの潮流やその背景を徹底解析。ドイツ固有のシステム論や戦術論ではなく、日本サッカーの強化にも通ずる普遍的な真実を分かりやすく伝えている。

 執筆陣は、日本サッカー界の2大レジェンドである釜本邦茂氏&奥寺康彦氏、日本最年長の現役記者である賀川浩氏、伝説のサッカー番組「三菱ダイヤモンドサッカー」でお馴染みの日本サッカー殿堂入りアナウンサー・金子勝彦氏を筆頭に、後藤健生氏、木崎伸也氏、ミムラユウスケ氏、湯浅健二氏といった日独サッカーに精通したジャーナリスト陣が集結。編集スタッフは、伝説の映画カルチャー誌「プレミア日本版」創刊編集長・秋山光次氏×「論スポ」編集長・藤江直人氏。撮影は、1978年ワールドカップアルゼンチン大会から激戦を追い続けた名カメラマン・北川外志廣氏が担当し、豊富な経験と歴史検証を通じて、最強ドイツの秘密と豊穣なスポーツ文化を伝えている。Vol.2は2014年7月上旬発売予定。

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