電車の中吊り広告の気になる記事をすぐ読める「中吊りアプリ」

VIBEと凸版印刷が、雑誌のバラ売りサービス「中吊りアプリ」をリリースした。1日1記事を無料で読めるほか、1記事単位での購入も可能。

» 2014年03月26日 17時22分 公開
[渡辺まりか,eBook USER]

 バンダイナムコグループのVIBE(ヴァイブ)と凸版印刷は3月26日、雑誌を記事単位で購入できる「中吊りアプリ」をリリースした。対応OSはAndroid 4.0以降で、アプリのダウンロードは無料。

 アプリを起動し、表示される中吊り広告から記事見出しを選択、1日1枚配布される「無料チケット」かポイントを購入して読むスタイル。1記事の価格は50円〜100円(税抜)。1度読んだ記事は、有料・無料、どちらの方法で購入しても読み返せる。

中吊りアプリに表示される中吊り広告イメージ
気になる記事を1記事単位で購入できる

 VIBEによれば、中吊りアプリ開発に際してAR技術利用を検討したものの、電車内でのカメラ利用はマナー違反になる懸念からAR技術の利用を見送った。ただし、電車内広告が変えられるタイミングでアプリも更新されるため、表示される広告は、実際に電車内に掲示されるものと同じだという。

 3月26日現在の掲載コンテンツは「FLASH」(光文社)、「週刊女性」(主婦と生活社)、「週刊SPA!」(扶桑社)、「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)など12社14誌。今後、公式サイトで、掲載して欲しい雑誌を募集し、順次増やしていくという。

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