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» 2014年03月18日 12時52分 UPDATE

「絵心がない」は言い訳! 誰でも絵がうまくなる方法があった

絵を描くときのコツは、考えること? だれでも絵が上手くなる方法を教えてくれる書籍『読むだけで絵がうまくなる本』から、その方法の幾つかを紹介します。

[新刊JP]
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 旅先の美しい風景を上手にスケッチしたり、短時間でササッと友達の似顔絵が描けたり、絵心がある人ってあこがれますよね。

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 「自分は絵心がないから……」そう思っているとしたら、もったいないことです。なぜなら、絵を描くのに「絵心」、つまり才能は必要ないからです。

 『読むだけで絵がうまくなる本』(山田雅夫/著、自由国民社/刊)の著者は、一級建築士。本業の傍ら、そのスケッチ技法書が海外でも翻訳され、総発行部数は100万部を超える人気となっています。同書では、そんな速描スケッチの第一人者が本邦初公開する、頭脳派テクニックの数々を紹介しています。

まずは思い込みを捨てよう

 白い紙にいきなりペンで描くのは怖いもの。学校の美術の授業では、「まず鉛筆で下描きをすること」と習ったかもしれません。しかし、なぞることで線の勢いは失われ、絵の魅力は半減します。この問題を解決するのが、消せるボールペンです。

 ボールペンの先端についているゴムで線をこすると消える商品で、愛用している人も多いでしょう。これなら下描きはいらない上に、気に入らなければいつでも消すことができます。まずは「スケッチは鉛筆でするもの」なんて思い込みを捨て、身軽になることから始めましょう。

建築士直伝、理論派スケッチ

 では、本当に誰でも絵が上手になるコツなんてあるのでしょうか? 具体的なテクニックを見てみましょう。

  • 黄金比率で構図をきめる

 絵を描いてみたものの、「何となくバランスが悪い」というのは、多くの方が抱える悩みではないでしょうか。しかし、人が無意識に美しく感じるバランスが実在します。それが下の「黄金比率」です。黄金比率は2乗、3乗することで、さらにバリエーションが広がります。

  • 黄金比率=1:1.6
  • 黄金比率の2乗=1:2.6
  • 黄金比率の3乗=1:4.2

 例えば、空と地面を分ける地平線、中心に据えたい建物などを、黄金比率に当てはめて配置すれば、美感に訴える絵になるのです。

  • 風景画には人物を入れる

 気に入った風景を描いてみたものの、何だかきまらない……そんな経験はありませんか? これを解決するのが、ごく小さく人を描き入れることです。人物がいることで、見る人はそこに描かれた山や海、建物や橋がどれくらいの大きさなのか、想像をふくらませやすくなります。これは、見る人を描き手の土俵に載せるテクニックといえるでしょう。

 一見難しそうに思える絵も、ちょっとしたコツを抑えることでさまになります。同書にはほかにも、簡単な樹木の描き方、マンガっぽくならない雲の描き方、物と影の美しいバランスの取り方など、さまざまなテクニックが載っています。

絵を描く前にも起こる、魔法の体験

 さらに、この本にはもう1つ魅力があります。線を引き、対象を絞り、構図を考え……頭の中では自然とさまざまなイメージがふくらんでいきます。すると、ふと見上げた帰り道の街路樹や、部屋に置かれた家具など、見慣れたはずの物が急に新鮮な「形」を持って、目に飛び込んできます。わたしたちが暮らしているありふれた世界が、実は美しい「形」や「色」であふれていることに気付くでしょう。これは、そんな素敵な発見を与えてくれる本でもあるのです。

(新刊JP編集部)

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