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» 2014年03月06日 15時00分 UPDATE

電子書籍端末ショーケース:Kobo Wireless eReader――Kobo

古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、楽天子会社のKoboが北米を中心に販売していた第2世代の電子書籍リーダー端末「Kobo Wireless eReader」を紹介する。

[山口真弘,eBook USER]

製品概要

 楽天子会社のカナダKobo Inc.が北米を中心に販売していた電子書籍端末。同社のE Ink端末としては「Kobo eReader」に次ぐ二代目に当たり、CPUの高速化のほか、Kobo eReaderでは未対応だったWi-Fiに対応したことが大きな特徴。タッチ操作には対応しておらず、初めてタッチスクリーンを搭載した後継モデルが、日本国内で初のKobo端末となった「Kobo Touch」となる。

 世代的にはAmazonの「Kindle 3(Kindle Keyboard)」と同時期の製品だが、物理キーボードは搭載せず、操作は本体右下のナビゲーションパッドと、本体左側面の4つのキーを中心に、文字入力は画面上のソフトキーボードをカーソルを移動させながら行う。画面解像度は公表されていないが、他のE Ink端末と同じ600×800ドットと推測される。

 100冊の無料本がプリインストールされているほか、新聞や雑誌の購読にも対応。本体色はオニキスとシルバー、ライラックの3色で、ブルーがないことを除けば後継製品のKobo Touchとほぼ共通のバリエーション。初代モデルのKobo eReaderと同じく日本では未発売で、無線機能を国内でそのまま使うと技適マークがないことから電波法違反にあたる点は注意。

スペックで見る「Kobo Wireless eReader」

メーカー Kobo
国内発売時期 未発売
発売時価格 140ドル
専用/汎用 専用
OS 専用(Linuxベース)
OSバージョン 1.9.11
サイズ(※最厚部) 120(幅)×184(奥行き)×10(高さ)ミリ
重量 約221グラム
解像度 不明
ディスプレイ 電子ペーパー(E Ink)
カラー/白黒 モノクロ16階調
画面サイズ 6インチ
通信方式 802.11 b/g
Bluetooth なし
内蔵ストレージ 1Gバイト
メモリカードスロット SDカード
バッテリ持続時間(メーカー公称値) 10日または10000ページ
タッチ操作 非対応
対応フォーマット EPUB、PDF
コネクタ USB(miniB)
電子書籍ストア Kobo eBook Store
その他 米国での発売は2010年10月
最終更新日:2014年3月6日

写真で見る「Kobo Wireless eReader」

右60度傾斜外観 本体色はオニキスのほかシルバー、ライラックの3色。オニキス以外の2色の本体前面は共通してホワイト
本体を持った写真 重量は約221グラムと、この世代のE Ink端末としては軽め。本体右下にナビゲーションパッドと呼ばれる上下左右への移動キーを備えることから、右手での操作を前提としていることが分かる
CDとの比較 下部にナビゲーションパッドを備えるため端末はやや縦長

単体正面 正面。タッチ操作には対応せず、ナビゲーションパッドおよび左側面の4つのボタンで操作を行う
左側面 左側面。HOME/MENU/SHOP/BACKボタンを備える。これらを左側面にまとめて備える製品は珍しい
右側面 右側面。特にボタンや端子類はない

上面 上面。電源ボタンとSDカードスロットを備える
底面 底面。miniUSBコネクタを備える
裏面 裏面。後継モデルのKobo Touchにも通ずるキルト調の凹凸パターンは手触りもよく、滑り止めの役割も果たす。左下にはリセット用の穴がある

メイン画面 ホーム画面はのちのKobo Touchなどに見られる既読本が渦巻き状に表示されるデザインではなく、当時のKindleやソニーReaderとよく似たリスト形式。ナビゲーションパッドで選択したい箇所に太い罫線を当て、中央ボタンを押すことで選択が実行される
コンテンツ表示画面 ライブラリを表示したところ。無料本100冊がプリインストールされている。タイトル順のほか著者名順、読んだ順でソート可能
tnfigkwe023.jpg 本を表示したところ。ナビゲーションパッドの左右でページをめくる

tnfigkwe024.jpg 左側面のMENUボタンを押すと画面左からオプション設定が現れる。読書に関するさまざまな設定が可能だが、Kobo Touch以降の特徴である「Reading Life」機能やバッジは搭載していない
tnfigkwe025.jpg フォントの種類やサイズが変更可能。当然ながら日本語フォントは搭載しておらず、メニューもすべて英語となる

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