indleユーザーの閲覧スピードやレビュー評価を元に有望な個人作家を絞り出し、編集者が紙書籍として販売するかどうか最終選定するワークフローを採用しているという。
米国の科学ニュースポータル「Phys.org」が、米Amazon.comの出版子会社Amazon Publishingについて面白い記事を書いている。
IT関係者から見ると、Amazonが出版業に参入するのは不思議に思えるが、記事によると、これも同社のビッグデータ応用実験の1つとのこと。Amazon Publishingでは、作品ごとにKindleユーザーの閲覧スピードやレビュー評価を元に有望な個人作家を絞り出し、編集者が紙書籍として販売するかどうか最終選定するワークフローを採用しているという。
実際、2年前に一大ブームとなった『Fifty Shades of Grey』も、Amazonのシステムはその存在をいち早く感知し作家のE・L・ジェームス氏にオファーをかけたが、結局Random Houseに競り負けたとのこと。
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