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» 2014年02月12日 12時33分 UPDATE

元刑事が使っていた心理テクとは

刑事が相手の心理状態を見抜こうとする場合、どのような点に注目するのでしょうか? 書籍『〈元刑事が教える〉心理戦で勝つ! 対人スキル』から、相手のクセや力の入り具合で相手の心理状態を確かめる方法を紹介します。

[新刊JP]
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 どんなに知識があっても、対人スキルが低ければ知識を最大限に生かすことができない。ビジネスで求められる能力で、まず必要となるのが対人スキルだ。

 しかし、コミュニケーションが苦手という人も多いだろう。相手の何を見て接すればいいのか。どうすれば、人と接することへの苦手意識を克服できるのだろうか。

fhfig920.jpg 元刑事が使っていた心理テクとは

 『〈元刑事が教える〉心理戦で勝つ! 対人スキル』(野元泰秀/著、日本実業出版社/刊)では、著者の野元泰秀氏が刑事時代に現場で徹底してたたき込まれ、身体で覚えた「対人スキルのコツ」を紹介している。

 本書は「関係をつくる技術」「見抜く技術」「話し方の技術」「魅せる技術」「人を動かす技術」の5つのチャプターで構成されている。

 例えば「見抜く技術」では、一瞬のスキを突いて本心を読み解くというテクがある。

 刑事が取り調べをする際、とにかく容疑者に話をさせるよう促すそうだ。自分の生い立ち、これまでの自慢話、趣味や世間話まで、何でもいいから相手にしゃべらせる。このとき、刑事は全神経を集中させて、相手をひたすら「観察」している。相手の表情、目線、身体の動かし方、声のトーン、あらゆる特徴を観察し、「この話のときにはこんな風に身体を動かす」「この話のときにはこんな声のトーンになる」などと、相手のクセを話の内容と照合して整理しているのだ。

 これはビジネスの現場でも使える。○○部長はやたらと人に話し掛けるときは、やる気になっているとき。○○先輩がイライラしているときは、必ずボールペンでトントンと机をたたくなど。職場で常にさりげなく相手を観察していると、同僚のクセを見つけることができる。クセを見つけるために観察するコツは「見つけようとして相手を見る」こと。ただ、漫然と相手の動きを見ていても、クセは見つけられないだろう。

 ビジネスでの雑談の第一目的は「相手の緊張度を計る」こと。では、雑談中に相手のどこを観察すれば、相手の緊張度が分かるのか。著者によると、それは「筋肉」なのだそうだ。

 身体にどれだけ力が入っているかを見る。力の入り具合が一番分かりやすいのは、肩と腕。肩や腕が一定の位置からまったく動かないときは、相当力が入っていることになる。身体全体が動かない、座っていても上半身が反り気味になっているときはインナーマッスルに影響するくらい緊張していると考えてもいいだろう。

 刑事は人の表情やしぐさを観察することが重要な仕事の一つだ。刑事仕込みの対人スキルで、コミュニケーション能力アップを図ってみてはどうだろう。

(新刊JP編集部)

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