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» 2014年02月04日 11時23分 UPDATE

人事担当者が嫌うエントリーシート・面接とは?

本格化する2015年卒の就職活動。人事担当者が嫌うエントリーシート・面接のフレーズとは? 採用担当者100人に取材して書かれた書籍『人事が拾う履歴書、聞く面接』を紹介します。

[新刊JP]
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 いよいよ2015年卒の就職活動が本格化してきました。就活生の皆さんはエントリーシートや履歴書を持って会社説明会に出席し、グループディスカッションや面接に進んで内定を取るまでの長い道のりを、これから歩んでいくことになります。

fhfig899.jpg 人事担当者が嫌うエントリーシート・面接とは?

 その中で絶対に知っておきたいのが、採用する張本人である人事担当者のホンネです。どんな人材が欲しいのか? そして、どんな風に言えば好感度が上がるのでしょうか?

 『人事が拾う履歴書、聞く面接』(佐藤留美/著、扶桑社/刊)は、著者の佐藤氏が大手企業の採用担当者100人に取材し、彼らが欲しい人材とエントリーシート、面接にまつわる本音について明かした一冊です。

 ここでは、著者が取材して分かった就活マニュアル本には書いていない、人事担当者が「残念だなあ」と思うエントリーシート・面接のフレーズをご紹介します。

人事が「嫌う」エントリーシート編

 まずは、「あ、この人はちょっとな……」と思われてしまいがちなエントリーシートの残念フレーズです。

×「御社の将来性のある事業に惹かれました」

×「学生時代はアルバイトとサークル活動に力を入れ、リーダーシップを発揮しました」

×「学生団体のリーダーをしていました」

×「TOEIC800点です」

×「尊敬する人は両親です」

 どれも一番上の「御社の将来性の〜」は志望動機欄で書いてしまいがちですが、採用側からすれば「会社が伸びていこうとしているところにただ乗っかるだけ」という印象になるのだそうです。志望動機は何でも「自分」に結びつけることが大事。「○○という新規事業に関心があります」などのように言い換えましょう。

 2番目と3番目の「リーダーシップ」系ですが、採用担当者が特にがっかりするのが「トラブル仲裁話」だそう。本の中では、大手保険会社の人事担当者のコメントとして、こう紹介されています。

「……スポーツ系のサークル活動でチームワークの大切さを学んだとかありきたりな話をする人は多い。もちろん、学生に入社後、即戦力として立ち上がることを求めてはいませんが、どんな経験をしても『チームワークの大切さ』でまとめようとする。もっと感度の高い視点は持てなかったのかなと感じてしまいます」(本文一部抜粋)

 一方、グローバル人材を求める企業が多いと考える就活は「TOIEC800点」と得意気に書きますが、こちらも残念。「尊敬する人は両親です」と書く人には、企業は警戒心すら持つそうです。

「残念」な面接編

 続いて、面接での残念フレーズをご紹介します。

×「わたしは昔からデパートが大好きで、だからデパートで働きたいんです」

×「希望はクリエイティブ職です。そこは譲れません」

×「将来は、起業したいです」

×「僕の面接、何点でした?」

×「ワークライフバランスを重視した働きやすい会社だと聞いて応募しました」

 まず、最初の「わたしは昔から〜」。これは「会社のファン」だということのアピールですが、採用側の中には「ウンザリ」している人もいるとか。大手百貨店の関係者は、欲しい人材はファンではなく、これまでの百貨店の常識を覆せるような人材だといいます。もちろん「好き」なことは大事ですが、「好きだ」といっても、自分がその会社に入れる価値がある人間なのかを示すことはできないのです。

 続いて、「将来は起業したい」という意欲あふれる発言。これも残念と思われてしまいがちなのです。「学生起業家を目指していました」「将来の夢は起業することです」と堂々という意識の高い学生は、見どころがあれば最終面接まで残すし、本採用することもあるそうです。しかし、いざ入社すると、上司から「面倒くさいやつ」と思われてしまう人が多く、関係がうまくいかずにすぐ辞めてしまうことになるのだとか。こうした学生は、外資系企業やベンチャー企業に向いているといえます。

 ほかのフレーズがなぜいけないのかについては、ぜひ本書を読んでみてください。

 普通、就活を始める前には、就活のマニュアル本を読むものですが、実は、人事担当者はそうしたマニュアルがあまり好きではありません。好まれるのは、自分だけが語ることができる「成長物語」と「挫折を乗り越えた話」の2つです。これらはあなただけの物語です。

 本書を開いてみると、耳の痛いことも書いてあるはず。“就活マニュアルの幻想”から抜け出し、自分が進むべき道をしっかり見据えてみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

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