出版業界ニュースフラッシュ 2014年1月第3週

出版業界で先週起こった出来事をまとめてお届けする週刊連載。2014年1月第3週は、KADOKAWAのホームページが改ざんされたことが明らかにされました。

» 2014年01月20日 11時50分 公開
[新文化通信社]

KADOKAWA、ホームページが改ざん被害

 1月16日、同社ホームページの一部が第三者の不正アクセスにより改ざんされていたことが分かった。改ざんの可能性がある期間は、1月7日午前0時49分〜同8日午後1時7分。期間中のページ閲覧者のパソコンは、ネットバンキングのIDやパスワードを盗み取るウイルスに感染したおそれがある。

 同社では、期間中にアクセスした可能性があるユーザーに対して「セキュリティソフトを最新の状態にし、感染確認・駆除の実施」を呼びかけている。不正アクセスの方法、犯人特定を急ぐとともに、今後の対策強化を図っていく。

『すてきな奥さん』(主婦と生活社)5月号で休刊、後続誌に移行へ

 1月14日、同社が発表した。主婦と生活社では休刊の理由について「時代の流れとともに女性のライフスタイルが多様化したため、より時代のニーズにマッチした女性ライフスタイル誌へと生まれ変わる」としている。

後続誌は『CHANTO♥』(ちゃんと・仮題)。休刊翌月の5月の発行を予定している。

 なお、毎年末に刊行している新年号の『新春すてきな奥さん』は、発行部数60万部を維持しており発行を継続する。

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