文教堂グループホールディングスが、紙の雑誌を購入すると同じ雑誌の電子版を無料で提供する『空飛ぶ本棚』サービスの店頭実験を開始する。
文教堂グループホールディングスは11月26日、紙の雑誌購入者に同じ雑誌の電子版を無料で提供する『空飛ぶ本棚』サービスの店頭実験を開始すると発表した。開始時期は12月上旬。
これまで、紙の雑誌では「持ち運びが不便」「読み終えた後の処分に困る、処分するものを購入するのはもったいない」との声があり、それらを解決するために開発。これにより、いつでもスマートフォン/タブレットで購入したのと同じ内容の誌面を閲覧できる。
利用するには、あらかじめ「空飛ぶ本棚」アプリをダウンロードしておき、店頭で対象雑誌を購入。手渡されるクーポンに表示されているコードを登録すれば、電子版を閲覧できる。電子版には、キーワード検索や動画の埋め込みなど、電子版ならではの付加機能が搭載されている。
開始当初の対象雑誌は、経済誌(2誌)、旅行誌(3誌)、スポーツ誌(3誌)、料理雑誌(1誌)、ファッション誌(2誌)の11誌で、随時拡大していくとのこと。
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