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» 2013年11月26日 11時47分 UPDATE

どんな疲れや体調不良も指一本で治せる?

なかなか取れない日常の疲れに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。今回は書籍『「疲れない体」は指一本で手に入る』から疲れにくい体の特徴を紹介します。

[新刊JP]
新刊JP

 最近疲れやすくなった、疲れが取れにくくなった……そう感じる方はいますか? また、原因不明の不定愁訴(何となく体調が悪いけれど原因が分からないという症状)に悩まされるようになった方はいますか?

fhfig758.jpg どんな疲れや体調不良も指一本で治せる?

 「疲れやすい」「何となく体調が悪い」という症状は、身体を鍛えても改善することは難しいと指摘するのが一般社団法人日本健康機構理事長の坂戸孝志さん。坂戸さんは18歳のとき工事現場で事故に遭い、長年腰の痛みに苦しめられることになります。さらに30歳のときには「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などの診断によるほとんど寝たきり状態になってしまったそうです。しかし、そんな状態から一念発起し、自力で腰痛を治す方法を開発し、今ではスポーツも問題なくできるほど回復。同じように腰痛に悩む人たちに対して指導を行っています。

 坂戸さんの著書『「疲れない体」は指一本で手に入る』(SBクリエイティブ/刊)では、腰痛を改善したその方法が明かされているのですが、その大前提として、腰痛だけでなく、不定愁訴や疲れやすさなどは、同じところにその原因があると述べています。

筋肉が軟らかいと疲れにくくなる

 その原因とは、「筋肉の硬さ」です。筋肉が緊張して、体が硬くなってしまうと身体は疲れやすくなり、逆に筋肉の緊張を取り、軟らかい筋肉、言い換えれば軟らかい体を手に入れることができれば、疲れにくくなるというのです。

 では、軟らかい体とは具体的にどのような体なのでしょうか。例えば一流のプロアスリートたちの筋肉は、とてもふにゃふにゃで軟らかいといわれています。一般の人よりも柔軟性があり、伸縮能力が高い筋肉です。こうした筋肉は、運動によって溜め込んだ老廃物をすぐに排出するので、筋肉が緊張しにくいそうです。これは、まさに「疲れにくい体」といえるのではないでしょうか。

どうして筋肉は硬くなるの?

 どうして筋肉は硬くなってしまうのでしょうか。坂戸さんは、筋肉が緊張には以下の3つのタイプがあると言います。

  1. 筋肉を「動かす」ことによる緊張
  2. 筋肉を「動かさない」ことで起こる緊張
  3. 骨格の歪みによって起こる緊張

 最初の「筋肉を「動かす」ことによる緊張」ですが、人間は過度の運動をすると、血流が阻害されて酸素の供給が追い付かなくなることがあります。運動をした際に生み出された乳酸は静脈から排出されますが、その排出が追いつかなくなると乳酸はどんどん筋肉細胞内に蓄積され、疲労感や筋肉の痛みの原因になります。そして、痛みを感じた筋肉は防御反応のように硬く縮こまるのです。

 2つ目の「筋肉を「動かさない」ことで起こる緊張」は、例えばずっと同じ姿勢をとり続けていると、筋肉が緊張し、常に軽い負担を与える状態になります。

 この緊張状態が続くと筋肉は硬くなり、老廃物やカルシウムなどの緊張成分が排出されにくくなります。緊張している筋肉は伸縮性に乏しく、さらに、動きが悪くなった部位を助けるように周辺の筋肉も緊張し、硬化した筋肉の範囲が拡大する悪循環に陥ります。

 最後の「骨格の歪みによって起こる緊張」は、筋肉の収縮による綱引きで起こります。ねじれた骨盤をそのままにしておけば、周囲の緊張状態は持続し、痛みや違和感が取れることはありません。つまり、これは1と2の緊張が起きた結果として発生するのです。

 筋肉を動かしても動かさなくても、結果的に疲労物質や緊張物質は分泌されます。疲労物質は血流に乗って排出されるので、その疲労の原因をいかに筋肉の外に出せるようにするかがポイントといえます。

指一本で疲れない体を手に入れるには?

 筋肉を緊張状態から解放することが体の改善の近道となるのですが、坂戸さんはその具体的な方法として「緩消法」を提唱しています。

 「緩消法」を使えば一番重要な部分である「腰」も、指一本だけで老若男女問わず、誰でも簡単にケアすることができると言います。ポイントは、てこの支点のように指を軽く添えて腰の筋肉にアンバランスな動きをさせること。そうすることで、少ない労力で硬くなった筋肉をほぐすことができるそうです。

 本書にはより具体的な方法が書かれているので、参考にしてみるといいでしょう。とにかく労力も器具も使わず手軽にできるので、仕事の休憩時間などにも実践可能です。

 腰痛や肩コリをはじめとした嫌な体の痛み、不調はもしかしたら緊張した筋肉のせいかもしれません。心当たりのある方は一読してみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

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