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» 2013年11月25日 12時00分 UPDATE

出版業界ニュースフラッシュ 2013年11月第4週

出版業界で先週起こった出来事をまとめてお届けする週刊連載。11月第4週は、楽天での年間ランキング、「街の本屋が選んだ絵本大賞」などが発表されています。

[新文化通信社]
新文化通信社

精文館書店、1060坪の同社最大規模の尾張一宮店オープン

 11月22日、愛知・一宮市に大型複合店、尾張一宮店を開店した。4300坪の敷地に売場面積1060坪の売場をもつ同社最大級の規模となった。また、駐車場も360台分を確保している。

 書籍500坪、文具200坪、レンタル360坪。文具の大型化に挑んだ。キャラクター・和文具・手帳・筆記具・高級革小物コーナーなども配置した。

 精文館は東海地区を中心に首都圏まで49店舗を展開。尾張一宮店が50店目。

楽天年間ランキング、紙と電子で池井戸作品1位

 楽天は11月18日、楽天ブックスの「2013年年間ランキング」と楽天Koboイーブックストアの「和書年間ランキング」を発表。ブックスの1位は池井戸潤『オレたちバブル入行組』(文藝春秋)。イーブックはトップ3が『ロスジェネの逆襲』(ダイヤモンド社)、『オレたちバブル入行組』(文藝春秋)、『オレたち花のバブル組』(同)で、池井戸作品が独占した。

 ブックスの2位は百田尚樹『永遠のゼロ』(講談社)、3位は中塚翠涛『30日できれいな字が書けるペン字練習帳』(宝島社)。またイーブックでは、4〜10位と、12〜15位を諫山創「進撃の巨人」(講談社)が独占する結果となった。

集計期間は、楽天ブックスが2013年1月1日から10月20日、楽天Koboイーブックストアは同1月1日から10月15日まで。

文藝春秋、「芥川・直木賞」150回記念イベント開催へ

 2014年1月に150回を迎える芥川・直木賞を記念して、同3月1日、2日に東京・千代田区の丸の内丸ビル内で「小説を読もう、ブンガクを語ろう」と銘打ち記念イベントを行う。歴代受賞作家の写真展、選考会やパーティの動画上映、巨匠の原稿の展示などを開催。さらに、受賞者によるトークショー・サイン会や読者参加型のビブリオバトルなども予定している。

 2月上旬に両賞の全150回のデータ・エピソードを満載したムック『芥川賞・直木賞 150回全記録』(予価1500円)、4月上旬に『直木賞受賞エッセイ集』(同1700円)を発売する。

第3回「街の本屋が選んだ絵本大賞」に『パンダ銭湯』(絵本館)

 NET21は11月13日、東京・神保町の栗田出版販売で行った児童書勉強会で、第3回「街の本屋が選んだ絵本大賞」を決め発表した。

 大賞は、tupera tupera『パンダ銭湯』、ピカピカ絵本賞はたちもとみちこ『おひさまとかくれんぼ』(教育画劇)、キラキラ絵本賞はヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)、ワクワク絵本賞はミロコマチコ『ぼくのふとんはうみでできている』(あかね書房)だった。

 2014年1月20日から3月31日まで、NET21の会員書店で「絵本大賞フェア」を行う。

中央公論新社、12年連続の黒字

 同社の3月期決算の売上高は前年比3%増の65億8840万円で増収。12年連続で黒字となった。11月14日、第29回「書店読売中公会」総会の席上、同社の小林敬和社長が報告した。

 102書店で組織する同会会員販売シェアも72.5%で過去最高となった。2016年に、中央公論新社の創業130周年と「婦人公論」創刊100周年を控え、亀井忠雄会長(三省堂書店)と田村定良副会長(田村書店)は「来年から『婦人公論の拡売をはじめよう』」と会員書店に呼び掛けた。

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