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» 2013年11月12日 11時15分 UPDATE

まだ覚えてる? 受験で使った英文法

中学校で必ず習う英語の文法。社会に出た今でもあいまいなまま使っていませんか? 今回は、日本人には分かりにくい文法の使い分けを紹介します。

[新刊JP]
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 英語を話せるという人でも実は苦手にしていることが多いのが「英文法」です。

 なまじ知っている単語を並べるだけでもそれなりに通じてしまうからこそ、ついおろそかにしてしまいがちなのですが、英文を読んだり、より豊かで正確な英語表現をしたいなら、やはり文法は避けては通れないものです。

 『マーク・ピーターセンの見るだけでわかる英文法』(マーク・ピーターセン/著、アスコム/刊)はそんな英文法をとても分かりやすく解説しています。

 例えば、学校で必ず習い、受験でも使ったはずのこんな文法を覚えていますか?

「人に〜させる」にはさまざまなニュアンスが……

fhfig728.jpg まだ覚えてる?受験で使った英文法

 日本人がニガテな英文法の代表格といえば、「使役動詞」。make、have、letといった「使役動詞」の使い方でつまづいたという人、あるいは、「どれも“〜させる”っていう意味だから」ということでざっくりとしか覚えていないという人は多いのではないでしょうか。

 しかし、「使役動詞」はどの動詞を使うかによって、日本語では同じ「人に〜させる」という意味であっても、英語では伝わるニュアンスがまったく異なってしまうのです。

 例えば、「美容師さんに髪を切ってもらった」という時、使う動詞によってこんなにニュアンスが変わってしまいます。

  • I had the beautician cut my hair short.

(美容師に髪を短く切ってもらった)

  • I made the beautician cut my hair short.

(髪を短くするのを拒否した美容師に、無理矢理切らせた)

  • I let the beautician cut my hair short.

(どうしてもそうしたがる美容師に髪を短く切らせてあげた)

  • I got the beautician to cut my hair short.

(なんとか髪を短くしてくれるように説得した)

 単に美容院に行って髪を切ってもらったというのなら、正しい動詞はもちろんhadになります。

 使役というと反射的にmakeを使いがちなのですが、これではかなりきつい表現になってしまいますので要注意です。ほんの一語の違いで、こちらの意図とは異なる意味で伝わってしまいます。誤解を受けてしまうこともありますから、使役動詞の使い分けはしっかり押さえておきましょう。

「未来形はwillを使えば大丈夫」と思っていませんか?

 「これからやること」や「これから起こること」についての表現として有名なのがwillとbe going toの二つです。

 この2つには使い方に明らかな違いがあるのですが、ご存じですか? ともに「これからの話」をしている点では同じですが、willは「よし、〜するぞ」と、いまその場で決めたことについて使います。それに対して、be going toは、「〜することになっている」と、前から決まっていたことについて使います。

 ですから、“I will have some pizza.”なら、その場で「よし、ピザ食べようっと」と思いついたニュアンスですが、“I’m going to go out for pizza.”だと、「ビザを食べに出かけることが前もって決められていた」ということになります。

 特に意識せず、思いついた方を使いがちな未来形なのですが、実はどちらを使うかによって、相手に伝わる意味合いは大きく異なります。よく使う表現なので使いこなせるようにしておきたいところですね。

 学校で誰でも一度は習ったものの、忘れていたり、きちんと使えていないことが多い英文法が、本書には重点的に収められ、イラストで分かりやすく解説されています。英文法に苦手意識を持ってしまっている人でも、イラストを見るだけでポイントが分かるようになっています。

 より多彩な英語表現を目指す人や、もう一度英語を勉強しなおしたい人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

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