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» 2013年10月31日 10時00分 UPDATE

電子書籍端末ショーケース:PRS-600――Sony Corporation

古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは米Sonyが2009年8月に北米で販売した「PRS-600」を取り上げる。

[山口真弘,eBook USER]

製品概要

 米Sonyの電子書籍端末「Reader」の4代目となるモデルのひとつ。北米地域をターゲットに販売された製品で、国内では未発売。このモデルから「Touch Edition」という名称が付与され、同時に発表された「Pocket Edition」と対になる、スタンダードモデルとなる位置づけの製品。

 前年に発売されたタッチ対応モデル「PRS-700」からライトを廃し、そのぶん本体は100グラム以上軽量化されるとともに、価格も100ドルほど安価に設定された。SDカードとメモリースティックDuoのデュアル構成、モノクロ8階調のE Ink採用といった特徴はPRS-700をそのまま継承している。画面下部に配置されるボタンなどのデザインは、翌年に国内でも投入される「PRS-650」とほぼ同じとなっている。

 通信機能は搭載せず、同社のオンラインストア「Reader Store」で購入したコンテンツなどをPCから転送して利用する。日本語フォントは内蔵されていないため、本文はもちろんリスト画面上のタイトルも文字化けする。本体色はブラック、シルバー、レッドの3種類。本製品の発表から一足遅れて、同社初となる通信機能を内蔵した最上位モデル「Daily Edition」ことPRS-900が発表されている。

スペックで見る「PRS-600」

メーカー Sony Corporation
国内発売時期 未発売
発売時価格 299ドル
専用/汎用 専用
OS 独自
OSバージョン 不明
サイズ(※最厚部) 121(幅)×174.3(奥行き)×9.8(高さ)ミリ
重量 約286グラム
解像度 600×800ドット
ディスプレイ 電子ペーパー(E Ink)
カラー/白黒 モノクロ8階調
画面サイズ 6インチ
通信方式 なし
Bluetooth なし
内蔵ストレージ 512Mバイト(ユーザー使用可能領域380Mバイト)
メモリカードスロット SDカード、メモリースティックDuo
バッテリ持続時間(メーカー公称値) 7500ページ(BBeB)、6800ページ(EPUB)
タッチ操作 対応
対応フォーマット BBeB、PDF、TXT、RTF、EPUB、BMP、JPEG、GIF、PNG
コネクタ USB(miniB)
電子書籍ストア Reader Store
その他 米国での発売は2009年8月。日本語は非対応
最終更新日:2013年10月31日

写真で見る「PRS-600」

右60度傾斜外観 後に国内投入されるPRS-650とほぼ共通のデザイン。本体色はシルバーのほか、ブラック、レッドをラインアップする
本体を持った写真 タッチインタフェース採用によりボタン類は減り、画面の下一列にまとめられている
CDとの比較 画面サイズは6インチ。E Inkパネルは従来モデルよりも若干下寄りにレイアウトされている

単体正面 正面。ボタンは左から順に戻る、ページ戻る/進む、ホーム、文字サイズ拡大縮小、オプションと後継のPRS-650と同じで、一つ前のPRS-700ともほぼ共通
左側面 左側面。特にボタンやコネクタ類はない
右側面 右側面。左側面とはややデザインが異なるが、ボタン類はない。向かって右にはタッチペンが格納されている

上面 上面。SDカードスロットとメモリースティックDuoスロットのデュアル構成。隣には電源キーを備える
底面 底面。ストラップホール、リセット穴、ACジャック、USB miniB端子、イヤフォンジャック、音量大小ボタンを備える
裏面 裏面。ロゴ以外は特に何もない

tnfigprs600011.jpg 手書きメモや文字列選択など、細かい操作を行うためのタッチペンを本体右上に収納できる

メイン画面 メイン画面。同時に発表されたタッチ非対応のPocket Editionと違い、アイコンを採用したタッチ前提のインタフェースを採用。画面がやや曇って見えるのは、従来モデルであるPRS-700に似た傾向
コンテンツ表示画面 BOOKコンテンツをタイトル順に一覧表示したところ。日本語タイトルは文字化けする
tnfigprs600023.jpg 本体にインストールした本製品のマニュアルPDFを表示しているところ。日本語表示には非対応だが、フォントを埋め込んだPDFであれば問題なく表示できる

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