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» 2013年10月01日 15時25分 UPDATE

仕事力がぐんぐん伸びる「反省」の仕方

自分の行動を書いて記録することでスキルや能力を磨く方法を教えてくれる書籍『書くだけで自分が9割変わる』を紹介します。

[新刊JP]
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 悩みごとがあるときや、行き詰まったとき、日記やSNSにその思いを書き綴ってみると、気持ちがすっきりすることがありますよね。何かを書くとき、わたしたちはいやがおうにも自分を客観視します。それによって、自分の今の心の状態をはっきりと把握でき、悩みや不安の原因を突き止めることができるのです。

仕事力がぐんぐん伸びる「反省」の仕方 仕事力がぐんぐん伸びる「反省」の仕方

 これは、精神面に限ったことではありません。『書くだけで自分が9割変わる』(中司祉岐/著、プレジデント社/刊)によると、ビジネスの場面で、自分の行動を書いて記録することで、スキルや能力が磨かれ、結果を出すことができるといいます。

 その方法はとてもシンプル。例えばこんなことを書いてみましょう。

自分の行動をかたっぱしから紙に書く

 まず、1日のできごとを片っ端から書き出していきます。「PCの調子が悪い。昼休み後、システム部の○○さんに連絡したが、対応が悪い。こちらの言い方が悪かったのか。どちらにしてもムカツク!」「得意先の○○社訪問。担当の××さんに、あいさつがてら新商品を説明。発注ゲット」など、その日に起こったことや行動を思い出しながら書いていきます。

 コツは素早く、そしてたくさん書くこと。その際「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」という、いわゆる“5W1H”を意識して書くとなおいいでしょう。

1日のできごとを評価する

 次に、今書きだした1日の行動と出来事を、「○・△・×」の三段階で評価します。

 「うまくいったこと」には○を、「うまくいかなかったこと」には×を、「どちらともいえないこと」には△をつけます。この評価は主観でかまいません。自分なりにうまくできたなら○、納得がいかなかったことは×、といった程度で大丈夫です。

「うまくいかなかった」原因を考える

 この三段階評価のうち、一番大事なのは「うまくいかなかったこと」、つまり×をつけた行動や出来事です。

 この×を○に変えることができれば、あなたの仕事はもっとスムーズになり、成果もあがるようになるはずです。そうするためにも、なぜうまくいかなかったのかを考えてみましょう。もちろん、その理由は一つとは限りませんし、思い当たることがありすぎて、どれが本当の理由か分からないこともあります。しかし、毎日この作業を続けていくうちに、徐々に「失敗した理由」は絞られて、何がいけなかったのかが分かってくるはずです。

「うまくいったこと」は自分の教科書に

 「うまくいったこと」にも大事な役割があります。ここまでの一連の作業を毎日続けていると、失敗例とともに「うまくいったこと」、つまり成功例も溜まっていくはずです。それは「自分の教科書」として、後々生きることになりますし、「うまくいかなかったこと」の改善方法を考えるときのヒントにもなります。

 自分の行動を客観的に把握できること、自分と向き合って、冷静に改善点を探せること、情報がストックできることなど、頭の中だけで考えるだけでなく、「書いて考える」ことのメリットは数知れません。

 本書には、1日7分で自分自身を振り返り、成長につなげていくために、どんなことをどのように書くべきかが、専用のフォーマットとともに詳しく掲載されています。

 「なんとなくうまくいかないけど、原因が分からない」――そんな人は、1日の行動を紙に書くことで、その不調の原因を「見える化」してみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

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