1分間の映像で小説の内容を表現する「CUTNOVEL」角川賞決定良質な映画の予告編のよう

小説を紹介するために1分間の映像に小説をまとめた映像「CUTNOVEL」の角川賞に『タイニー・タイニー・ハッピー』の新立翔氏が選ばれた。

» 2013年09月26日 11時35分 公開
[渡辺まりか,eBook USER]
『タイニー・タイニー・ハッピー』 『タイニー・タイニー・ハッピー』(飛鳥井千砂)

 KADOKAWAは、「CUTNOVEL AWARD SEASON2」の特設賞「CUTNOVEL 角川賞」を飛鳥井千砂著『タイニー・タイニー・ハッピー』の映像作品を制作した新立翔氏が受賞したと発表した。

 「CUTNOVEL」とは小説を紹介するための予告映像で、映画の予告編のように、小説を1分の映像にまとめたもの。実写・CG・アニメーションを問わず動画であれば該当する。

 今回の受賞作では、東京郊外にあるショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」で交錯する男女の物語を1分間という短い時間の中で、ドラマ性の高いものとして表現している。

 そのほかに、「CUTNOVEL AWARD SEASON2」ではキュープラス氏の『夢十夜』、水井翔氏の『風の又三郎』が選出された。


『タイニー・タイニー・ハッピー』のCUTNOVEL

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