「PRS-T3」ことSony Reader新製品が展示、ライトつきカバーもIFA 2013

ソニーが先日発表したばかりのSony Reader新モデル「PRS-T3」。ドイツのベルリンで開催されているIFA 2013会場内で実機に触れてきた。

» 2013年09月11日 08時00分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

 ソニーが先日発表したばかりのSony Reader新製品「PRS-T3」について、ドイツのベルリンで開催されているIFA 2013会場内で実機展示が確認できたので紹介する。本体に直接取り付ける「Integrated Cover」が貼付されるのが特徴で、オプションで「Light Cover」と呼ばれるリーディングライト付きカバーも用意されている。

 PRS-T3だが、基本的には前モデルのPRS-T2と同サイズの6インチディスプレイと、タッチ操作によるページ送り機能を備えている。最大の特徴は前出した「Integrated Cover」と呼ばれる本体の保護ケースを兼ねた背面カバーの存在で、単純にディスプレイ部分をカバーして折りたたみが可能な「Snap Cover」のほか、リーディングライトが取り付けられた「Light Cover」の2モデルがある。Light Coverは本体バッテリーから給電が行われるため、余分なスペースをほとんどとらないのがメリットだ。自発光パネルではないE-Inkディスプレイにおいて、暗所での読書に大きな効果を発揮する。

 なお、PRS-T3購入時に標準添付されるのは「Snap Cover」で、「Light Cover」はオプション扱い。欧州ではSnap Cover貼付モデルが139ユーロで販売され、Light Coverについては50ユーロを加えた189ユーロの価格付けとなっている。

PRS-T3の3種類のカラーバリエーションとIntegrated Snap Cover、そしてIntegrated Light Cover
Integrated Light Coverを取り付けたReaderを背面と上面から見たところ
引き出すとこのような形になる。点灯のための電力は本体側のバッテリーから供給される
Integrated Snap CoverとIntegrated Light Coverを装着した状態を比較したところ。Integrated Light Coverでは背面がやや丸みを帯びて盛り上がっている
Integrated Light Coverを本体から取り外したところ Integrated Light Coverを本体から取り外したところ。接点部分を通じて給電を行っていることが分かる

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