古くは『ギャートルズ』から現代では『孤独のグルメ』まで、漫画作品に登場する食にまつわるシーンをマンガ解説者・南信長解説した『マンガの食卓』が発売される。
NTT出版が9月10日、漫画内の食事シーンやメニューなどを解説する『マンガの食卓』を発売。著者はマンガ解説者の南信長氏。
『ギャートルズ』(園山俊二)でゴン一家が食べているマンモスの骨付き肉や『男おいどん』(松本零士)に出てくる「タテだかヨコだかわからんビフテキ」など一度は「食べてみたい」と思ったのではないだろうか。
最近では、実在する店のメニューが作品内に登場する『孤独のグルメ』や、「自分で簡単に作れそう!」ということで『花のズボラ飯』(いずれも原作は久住昌之)も人気だ。
それら作品内に登場する食事シーンの役割やグルメ漫画の変遷からマンガを紐解いていくガイド本――それが『マンガの食卓』だ。
登場するメニューは前記作品からのほか『ドカベン』(水島新司)の特大弁当、『オバケのQ太郎』(藤子不二雄)小池さんのラーメン、『はいからさんが通る』(大和和紀)紅緒のつくね、『銀の匙』(荒川弘)ピザ、豚丼など200種類以上。
カバーイラストは五十嵐大介氏描き下ろし。見返しにはグルメ漫画を一望する「系譜図」が付いている。価格は1680円(税込み)。
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