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» 2013年08月15日 16時15分 UPDATE

「いい親」と「ダメ親」、子育ての決定的な違いとは?

子育てにおけるケースごとに「よい親」「ふつうの親」「ダメ親」の行動を示し、その問題を解決するヒントを与えてくれる書籍を紹介。

[新刊JP]
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 「優しい人になってほしい」「頭のいい人になってほしい」「いい大学に入ってほしい」――親が子どもに望むことは、家庭によってさまざま。しかし、「社会がどう変化しても適応して、たくましく生きていける人になってほしい」というところだけは、どんな家庭、どんな親も共通しているはずです。

 そのためにどんな子育てをすればいいのか、というのがいつの時代も親を悩ませてきた問題だといえますが、『よい親 ダメ親 ふつうの親(できる子を育てる親はここが違う!』(清水克彦/著、アスコム/刊)は、子育てにおけるケースごとに「よい親」「ふつうの親」「ダメ親」の行動を示しており、その問題にヒントを与えてくれています。

宿題をやらないときは……

fhfig538.jpg 「いい親」と「ダメ親」、子育ての決定的な違いとは?

 特に今は夏休みということもあって、子どもは学校からかなりの量の宿題を課されているはずです。親としては夏休みの終盤にまとめてやるのではなく、毎日少しずつ進めてほしいものですが、それを子どもに理解させるのは難しいことです。

 「子どもの自主性を尊重する」というと聞こえはいいですが、ここで放任してしまうのは、「ダメ親」の対応。対して「勉強しなさい」「宿題をやりなさい」などと、一種強制的にやらせるのが親の仕事ですが、これだけでは「ふつうの親」です。

 こんなとき、「よい親」の対応は「場所と時間」までを親子のルールとして決めて、守らせることです。「やりたいことは、やるべきことが終わってからやる」ということを子どもに意識づけるためにも、はじめは10分、15分といった短い時間から、徐々に時間を延ばしていくようにしましょう。

作文ができなくて困っている子どもを助けるべきか?

 夏休みの宿題ということでいうと、定番なのが「読書感想文」や「作文」です。

 自分の意見をまとめて、文章で表現することは大人でも難しいもの。子どもが苦戦するのは仕方ないのかもしれません。

 子どもが感想文や作文が書けなくて困っているとき、「苦手だから」と手伝ってあげることを放棄してしまうのは「ダメ親」です。「ふつうの親」は「主人公の気持ちになって書けばいいんだよ」などとアドバイスを与えますが、このような漠然としたアドバイスでは、かえって子どもは混乱してしまいます。

 「よい親」は文章を書く上での「ひな型」だけ教えます。例えば、感想文であれば、はじめに「一番に感じたこと」を書き、次に「その理由」を続け、最終的に「起承転結」となるようにするなど、先に型を教えることで、子どもは考えるきっかけをつかんで、自力で書き進めやすくなります。

「続かない」子どもへの対処法

 飽きっぽかったり、やる気を持てなかったりと、遊びたい盛りの子どもに1つのことを継続する力をつけるのは大変なことです。

 物事を投げ出してしまう子をしかるのは「ダメ親」の対応。叱ったその時は言うことを聞くかもしれませんが、問題の解決にはなっていません。「ふつうの親」は、「継続がいかに大切なものかを話して聞かせます。これは悪いやり方ではありませんが、最も効果的なのは、親自身が何かを我慢して、努力を続ける姿を見せること。毎日接する親が1つの物事を継続してやり続けているのを見れば、子どもはその重要性に自然と気がつくはず。これが「よい親」のやり方です。

 本書の著者、清水さんはジャーナリストとして教育問題に深く携わり、取材を通して250世帯以上の親の姿を見続けてきました。そこから導き出された「よい親」「ふつうの親」「ダメ親」の行動は、子育てをする人ならば共感できる部分が多いはずです。ぜひ取り入れて、自身の子育てに生かしてみてください。

(新刊JP編集部)

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