フィーチャーフォン時代からケータイコミックでマンガを貪るように読んでいるあるサラリーマンが、端末の買い換えとともに電子書籍に移行。そんな彼の心を捉えて放さないBookLive!の魅力とは?
みなさま、暑い日が続いていますが、お元気でしょうか?
私は以前Business Media 誠で英会話学習の連載をしておりました誠侍でございます。今回はITmedia eBook USERにて電子書店“BookLive!”の紹介をさせていただくことになりました。
最初に、どのくらい私が電子書籍を読んでるか、ですが、右の画像が参考になると思います。iPhone 64Gバイトのうち75%の48Gバイトが電子書籍という案配ですが、ここに至るまでの流れと、その過程で見えてきた電子書店選びのポイントを1エンドユーザーの視点からお届けしてみたいと思います。
「私と電子書籍との出会い」――それは2009年6月のこと。後に“電子書籍元年”などと呼ばれることになった2010年よりさらに前ですが、当時、auから発売された“biblio”というフィーチャーフォンをご記憶の方もおられるでしょう。
この製品のテレビCMを見たとき、「ケータイで本が読めるなんてステキやん!」と感化され、すぐさま量販店で購入、いわゆるケータイコミックを貪るように購入しまくった私。それまではコンビニエンスストアなどに並ぶ紙刊行の作品を買って読み、忘れたころにまた買って読むというサイクルを繰り返していましたが、それがピタッとやみ、デジタルで済ませるようになったのがこのころでした。
紙の書籍はどうしても場所をとるため、嫁の興味がないタイトルだった場合、烈火のごとく怒られた……なんて話していた知人夫婦も、電子書籍を買うようになってからは見つかることもなくなり、現在は幸せな日々を送っているといいます(私じゃないですよ!)。また、クレジットカードの利用明細をめぐって「また無駄遣いして!」だなんてケンカせずに済むキャリア決済が使えるかどうかも夫婦円満の秘密だとか。
さらに40代にさしかかると、さすがにコミックを広げて電車内で読むことは少しためらわれるオッサン的な悩みもあり……気付いたときにはすでに20作品以上ケータイコミックで買っていたのです。
そんなこんなで電子書籍ライフを楽しんでいた私ですが、2011年10月に突然、“auからもiPhone 4S発売”という、皆さんの記憶にも新しい衝撃的なニュースが飛び込んできました。
まさかauからiPhoneが出るなんて……想定してなかったこの事態に、新しいもの好きな私の心はすぐに“超ほしい”状態となり、すぐさま量販店へ向かおうとしたそのとき、重要にして切実なある疑問がふと浮かんできました。
「いまこれ(biblio)に入っている電子書籍ってどうなるんだろう……?」
ケータイコミックの時代からコンテンツを購入している方の中には、こうした購入済みのコンテンツが移行の足かせとなっている方も少なくないのではないでしょうか。実際、私の場合もスマートフォンに購入済みのコンテンツを引き継ぐことはできず、iPhoneを購入した後も、biblioに入った作品も読みたいがために両方持ち歩くという見苦しいまでの引きずり様でした。機種変更のたびにまたイチから購入し直していてはさすがに嫁も黙ってはいません。一度購入したものはできるだけ、少なくとも数年で読めなくなってしまうような事態を極力回避するためにも、できるだけ信頼のおけるサービス事業者を選ぶことが重要なのだと痛感しました。
また、フィーチャーフォンでケータイコミックを読んでいた方は経験があるかもしれませんが、1コマ1コマが拡大表示され、スワイプすると次のコマに移動するケータイコミックに慣れ過ぎていたこともあって、「1ページまるまる表示されても読めないだろ……」という固定概念にハマっていたのです(今考えればiPhoneの解像度ナメんな!って感じですが)。
しかし、auからiPhone 4Sが登場したちょうどそのころ、iOS対応を果たした電子書店「BookLive!」で立ち読みしてみると……
「普通に読める!」
ケータイコミックに慣れきっていた私にとってこれは衝撃で、こと読書体験という意味では十分なものでしたが、そこで頭をよぎるのは、過去の苦い思い出。「お前に託していいんだな……?」なんてつぶやきながら調べてみると、そうした不安は払しょくされました。
その理由はさまざまな端末(プラットフォーム)に対応しているということもありますが、やはり“凸版印刷グループ”という点。長い間さまざまな出版社と苦労に苦労を積み重ねて書籍を作り続けてきた出版業界でも第一人者のグループであれば、読者を泣かせることはないだろう……と考えたのです。
実際、その予感は的中しました。2011年の年末はまだ特定のタイトルしか電子化されていませんでしたが、次々と人気タイトルが電子化され、いつのまにか“このタイトルもないのか……”から“このタイトルも電子化始まったのか!”に変わっていきました。現在BookLive!のラインアップは10万360タイトル・20万714点。国内最大級の規模となっています。
特定の電子書店でしか配信されてない作品もあるため、私は現在、4つの電子書店を必要に応じて使い分けていますが、メインで使っているのはBookLive!です。
その理由はいくつかありますが、まず挙げられるのは“本がお得に買える”こと。話題作の1巻無料キャンペーンやポイント還元などが常に開催されていて、さらに、ポイント購入や、BookLive!独自の会員ランク制度(サンクスプレミアムクラブ)を利用することで、かなりお得に本が買えてしまうのは、しがないサラリーマンの私にとってはとてもありがたいサービスです。
欲をいいますと、モノクロ版コミックを持っている場合は同じ作品のカラー版がお得に買える仕組みがあったりするといいですね。差額を払うだけでモノクロ版をカラー版に変更できれば、さらに財布に優しくなると思います!
あとは、お知らせしてもらえる情報の多さも魅力です。新刊情報はもちろん、配信予定一覧も公開されているので、お小遣いの配分計画もできますしね。最近は買い続けている作品の続巻が出たときにメールでお知らせしてくれるアラーム機能があったり、アプリからオトクな情報を教えてくれるプッシュ機能もあったりと、どんどん便利になっています。
また、最近追加された“読了ページ”(最後のページの後に表示されるページ)も、コミック好きにとっては便利な機能です。いままでの、本を閉じて次巻をタップして……という手間が“続巻を開く”を押すだけで次巻が開くので助かります。こうした気の利いた機能が用意されてない電子書店は意外に多いんですよね。
そして電子書籍を買い続けていった先に待ち構えているのが端末容量の問題です。現在電子書店の多くが、購入した作品を必要に応じてダウンロードできるようになっているので、端末の買い換えなどで過去のように悲しい思いをすることはほぼなくなりました。
とはいえ、コミックなどファイルサイズが大きく、かつ巻数が多いものを端末にダウンロードすると、外部メモリを使えない端末では冒頭の画像のようになりがちです。購入した作品はいつでも読めるように端末に入れておきたい、しかし容量には限りがある。とはいえ複数端末を持つのもなあ……と思っていたところ、“ブラウザビューア”がリリースされたのです。
このブラウザビューワは、本を端末にダウンロードすることなく、ブラウザ上で読めてしまう新機能。これがあれば大量の本を買っていても、自分の好みに合わせて読書スタイルを選ぶことができます。例えば、繰り返しよく読む作品や連載中の作品は端末にダウンロードしておき、頻繁には読まないもの、すでに完結しているものなどはダウンロードせず、読みたいときにブラウザビューアで読むということが可能になるんです。
ダウンロードする場合とは異なり、読書中にネットワーク接続が必要になるほか、ブラウザビューアに非対応な作品もあるので、トレードオフな部分もありますが、これが思いのほか便利で、PCやタブレットを自宅のTVにつなげると……こんな読書もできてしまいます。
その他絶版本の電子化や電子化されていないタイトルの電子化リクエストを受け付けてくれるところもいいですね。あとはそうだな〜。“eBook TV”に出演しているBookLive!の古橋さんがかわい……ゴホンゴホン! これはいいでしょう。いまやすっかりスマートな電子書籍ライフを満喫できている私。一歩進めば前は極楽、とはこういうことをいうのかもしれません。
さて、誠侍さんの挑戦はまだまだ続きますが、ここで私、BookLive!の古橋からBookLive!の特徴をまとめさせていただきます!
などなど……電子書籍初めての方はもちろん、メインの電子書店をまだ決めかねている方々にもオススメのストアです。
みなさまのご来店をお待ちしております!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:株式会社BookLive
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia eBook USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年8月31日