大阪屋、決算内容を変更 株主総会7月31日に

大阪屋がすでに発表していた第66期決算と議案を変更して再発表。黒字から一転、赤字決算となった。

» 2013年07月22日 15時45分 公開
[新文化通信社]
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 7月22日、大阪屋がすでに発表していた第66期(平成24年4月1日〜同25年3月31日)決算と議案を変更して再発表した。南雲隆男社長によると、事業、財務、法務面で調査・検証を行い、過年度の会計処理などに適正を欠く可能性があることが判明したためという。

 当期の売上高は942億5900万円(前年比21.4%減)で、6月に発表した額より約6億2100万円減少させた。その結果、営業損失は3300万円、経常損失は6億1900万円、当期純損失は1億6300万円。黒字から一転、赤字決算となった。

 また、6年前に遡った過年度修正については、繰越利益剰余金の期首残高修正で22億3600万円を減損処理したことで、純資産は1億1800万円のマイナスとなった。

 6月27日から延期していた定時株主総会は7月31日午前10時、大阪屋本社で行う。同社では今後、楽天や講談社、小学館、集英社、大日本印刷を引受先に、第三者割当増資を行う予定である。

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