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» 2013年07月02日 14時00分 UPDATE

TUG(TeX User Group)の年次国際会議、今年は10月に日本で初の開催

長い歴史を持ち国内のユーザーも多い組版処理ソフトウェア「TeX」。その年次国際会議が日本で初めて開催される。

[西尾泰三,ITmedia]

 TeXユーザーや開発者などが集まる国際会議「TUG 2013」が10月23日〜26日に東京で開催される。同国際会議が日本で開催されるのはこれが初。

 TeXは、ドナルド・クヌースが今から35年前の1978年に開発した組版処理ソフトウェア。クヌースが自分自身で心行くまで組版を制御するために作ったとされるこのフリーソフトウェアは、最初のリリースから35年たった今もなお、組版で利用されることが少なくない。

 TUG(TeX User Group)は、TeXや編集・組版・印刷・フォントデザインなどに興味を持つ人々のための非営利団体。日本には現在TeXに関するユーザーグループはないが、2009年からは「TeXユーザの集い」という国内会議が年次で開催され、直近の開催では140人が参加するなど、TeX関連のカンファレンスの中では世界的にも高い参加人数となっていることから、今回、国際会議の開催地に立候補、招致に成功した。

 世界的に利用者が多いフリーソフトウェアの中には、日本での開発成果が開発の上流になかなかマージされないことも多い。これらは開発の方向性などが十分に共有されていないなど、コミュニケーション上の問題によるものも少なくないため、海外の開発者なども一堂に会する国際会議に参加することの意義は大きい。なお、国際会議のため、公式言語は英語。

 7月15日までに参加を申し込むと、最大5000円の早期割引が適用される。詳しくはTUG 2013の日本語サイトへ。

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