人気のWebマンガをコミカライズした作品、『ホリミヤ』を紹介します。
どうも、マスコットライター、らすとそりっどです。今回は偶然読んだ漫画がとんでもなく面白かったので、読後の熱をそのままに書き連ね、世の中に広めようと思います。
紹介させていただくのは『月刊Gファンタジー』で連載されている漫画『ホリミヤ』。もともとは原作者のHEROさんが運営する「読解アヘン」というサイトに掲載されている「堀さんと宮村くん」というWeb漫画なのですが、相当な人気のようでコミカライズされたようです。
それではさっそく内容をご紹介させていただきましょう。
……によるラブコメかと思ったら、逆だったでござるの巻〜。
高校では成績優秀でクラスの人気も高い派手系女子「堀京子(ほりきょうこ)」は、その見た目とは裏腹に、家では仕事で忙しい両親の代わりに弟の世話と家事をこなす家庭的な女の子(ちょい地味)。
ある日、いつもどおり家事をしていると、転んでケガをした弟「創太(そうた)」が顔にやたらとピアスをつけた派手な男子が送り届けにきた。
その派手な男子の正体が、同じクラスの目立たない地味なメガネ男子「宮村伊澄(みやむらいずみ)」で――。
というお話なのですが、まぁニヨニヨが止まらない。お互い周りに知られていない姿を共有したことから心の距離が縮まっていくのですが、その展開が微笑ましすぎる。下手をすると悶死します。
この作品は出てくるキャラクターたちはみんな個性が強くて魅力的です。
個人的にお気に入りなのは、やっぱり主人公の宮村。地味であまり人とかかわろうとしていなかった宮村が、堀と仲良くなっていく中で少しずつ周りと打ち解けていく感じとか、ほんと口元が緩みまくりますね。
実はピアスだけではなくタトゥーまでしている宮村ですが、その人柄は特にチャラけているということはなく、非常に大人しい性格。タトゥーに関しては本人いわく「気づいたら彫っちゃう時ってあるじゃん……?」だそうです。あるあ……ねーよ!
でもそんな天然な宮村がいるからこそ、物語に良い味が出てるんですね。
さて、現在3巻まで出ている本作。3巻のラストが秀逸です。風邪を引いた堀を宮村が看病する話なのですが、これまたニヨニヨできるのなんの。そしてあのラストです。次回が気になって仕方ない。
というわけで今回はここまで。堀×宮村は最強ですね。
早く出ろ、新刊!
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