5月に脳梗塞で倒れた漫画家の海明寺裕さんのリハビリ支援目的で、JコミがJコミFANディングの特別版「海明寺裕 応援FANディング」を募る。
5月に脳梗塞で倒れた漫画家の海明寺裕(かいめいじ・ゆう)さんのリハビリ支援の目的で、JコミがJコミFANディングの特別版「海明寺裕 応援FANディング」を募ることが発表された。募集開始は6月29日正午から。
海明寺さんは、“確かな人体デッサンや可愛い女の子の絵柄、そして一連の成人向け作品で、コアなファンの多い漫画家”(赤松健さん評)。Jコミには、一般向けで2作、成人向けで9作の掲載許諾を出している。
そんな中、5月に海明寺さんが脳出血で倒れ、半身麻痺が残ったことに心を痛めた赤松氏が、リハビリ代などに役立ててもらおうと海明寺裕先生の過去作品を用いた”義援的なJコミFANディング”の実施を提案。関係者と入念なすり合わせを行い、今回の実施に至った。
「海明寺裕 応援FANディング」で用意されるコースは年齢制限なしの1000円コースと、成人向けの4000円コースの2種類。提供される作品のPDFファイルはDRMフリーで、電子透かしが刻印されたもの。目標金額は60万円だが、今回の案件の性質を考慮し、通常のJコミFANディングとは異なり1人何口でも購入可能とし、目標額を超えても締め切らず、続けて受け付ける考え。応募時に海明寺さんへの応援メッセージも添えられ、本人に届くようになっている。
1000円コースの内容に加え、
「少数のファンから少し高いお布施を」というアイデアの下これまで実施されてきたJコミFANディング。義援目的で行うのはこれが初めてとなる。
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