Amazon Publishingが先月米国限定でスタートしたファンフィクション電子書籍を執筆・投稿できるサービス「Kindle Worlds」の題目に、コミック(Graphic Novel)作品も追加したという。
米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、米Amazon.comの出版部門であるAmazon Publishingは6月20日(現地時間)、先月米国限定でスタートしたファンフィクション電子書籍を執筆・投稿できるサービス「Kindle Worlds」の題目に、コミック(Graphic Novel)作品も追加したのこと。
Kindle Worldsサービスは、あらかじめ指定された作品を基にファンフィクション作品を投稿できるというもので、先月に第一弾としてWarner Bros.グループ系列のTVドラマ関連出版社Alloy Entertainmentのドラマ作品を題目として掲載。今回、書籍作品も初めて追加されたことで、総合的なクリエイターコミュニティーを形成しようという方向性が明らかとなった。
なお、二次ライセンス権利処理をAmazon Publishing側が代行。Kindleストア上で自由に執筆・販売できるようになるが、出版社はAmazon Publishingとなり、作家側のロイヤリティは35%となる。
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