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» 2013年06月19日 12時22分 UPDATE

周囲の人に好かれ、愛される人の考え方

できることなら周囲の人に好かれ、愛されていたいもの。今回は、明日から始められる「人に好かれる自分づくり」を紹介します。

[新刊JP]
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 仕事にはそれぞれ必要なスキルや能力があります。もちろん、これらの大切さは言うまでもないことですが、仕事で成功できるか否かを分けるものは何かと考えた時、最も大事な要素はそこではないのかもしれません。

fhfigsj382.jpg 周囲の人に好かれ、愛される人の考え方

 『看板のない居酒屋』(現代書林/刊)は静岡県内で7店舗の居酒屋を経営する岡村佳明さんが、「周囲の人に好かれることこそあらゆるビジネスで必要なこと」という自身の信念をつづった一冊です。

 岡村さんの居酒屋には「看板を出さない」「宣伝しない」「入口が分からない」というかなり変わったコンセプトがあります。それでも繁盛するのは、岡村さん自身が人に好かれる人であり続け、スタッフにもそうなるように教育しているから。

 しかし、「人に好かれる」といっても簡単ではありません。いったいどのような人が「人に好かれる」人になれるのでしょうか。

「商売繁盛」より「自分繁盛」

 岡村さんの信念は、60年前に静岡県藤枝市で小さな居酒屋を始めたお母さんの教えに強い影響を受けています。

 お母さんいわく「あんたが好かれる人間になれば、周りの人は寄って来てくれる」。

 また、お母さんは岡村さんにこうも言いました。「好かれる人間になってあんたに会いたいと遊びに来てくれる人がお客さんなんだよ。せっかく来てくれたんだからおいしいものを出そう、楽しんでもらおう、驚かせようと思うんだよ」

 おいしいものを作ったり、楽しんでもらおうとするのは「お店に来てもらうため」ではなく「せっかく自分に会いに来てくれた人をもてなすため」。この考えが、後々岡村さんの信念となる、“「商売繁盛」より「自分繁盛」”につながっていきます。

「自喜力」より「他喜力」

 「自分繁盛」とは、自分の魅力で人を惹きつけること。勘違いしがちな部分ですが、「魅力」は「人気」とは違います。人気というのは一過性のものですが、魅力とはその人柄からにじみ出る「人間力」であり、一生続くもの。「自分繁盛」とは、この「人間力」を磨き続けることにほかならないのです。

 例えば、人には、「してもらおう」と思って生きている人と、「してあげよう」と思って生きている人がいます。前者が「自分だけを喜ばせる力」しか持っていないことに対して、後者は「自分以外の他人を喜ばせる力」を持っています。どちらが魅力的で人を惹きつける「自分繁盛」の人かは、言うまでもありませんね。

「オモテの努力」と「ウラの努力」

 スキルや能力を磨くための努力も大切ですが、それは「オモテの努力」。人間力のある、人を惹きつける魅力ある人になるためには、「ウラの努力」も大切にしなければなりません。

 「ウラの努力」とは、誰にも認められなくても、人が見ていなくてもやる努力。例えば、人の靴も一緒にそろえておく、小さなことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える、自分と関係のない場所でもゴミが落ちていたら拾うなど、本来当たり前であることを、心を込めてしっかりとやるのが「ウラの努力」です。

 しっかりとスキルを磨きつつ、こうした「ウラの努力」も忘れないという姿勢は人間力を磨き「自分繁盛」の礎となってくれるはずです。

 本書には、岡村さんがお母さんの教えや経営の実体験から導き出した、人に好かれるための考え方や行動が取り上げられています。技術やノウハウではない、あらゆる仕事の土台となる「人に好かれる自分づくり」。今日からさっそく始めてみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

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