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» 2013年06月03日 15時53分 UPDATE

「ネット選挙解禁」で選挙はどう変わる?

今夏の参院選から解禁される「ネット選挙」。具体的にどのようなものなのか、書籍『人は誰でも候補者になれる!』から紹介します。

[新刊JP]
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 「ネット選挙が解禁される」というニュースは、多くの人が知っているだろう。直近の参議院議員選挙から、インターネットの利用が認められるようになる。そして、次の参院選は今夏だから、実はすぐそこまで迫っているのだ。

fhfigsj341.jpg 「ネット選挙解禁」で選挙はどう変わる?

 長きにわたって議論されてきた「ネット選挙」――しかし、いざ解禁されると具体的に何が変わるのか、きちんと把握しているだろうか?

 総務省のホームページに掲載されている「インターネット選挙運動の解禁に関する情報」を参考にすると、有権者はホームページやブログやTwitter、FacebookといったWebサイトなどを利用した選挙運動が可能となる。ただし、選挙運動メールの利用は禁止である。一方、候補者はWebサイトなどだけでなく、メールも利用できる。

 ほかにさまざまな規制があり、禁止行為は処罰の対象となるので、総務省のサイトを参考にしてほしい。

 では、選挙運動でTwitterやFacebookを使えるようになることで、立候補者側にどんな変化が出てくるのだろうか。

ネット選挙解禁で、候補者の顔ぶれは変わる?

 そこまで大きな変化はないのではないか、と考える人もいるはず。しかし、『人は誰でも候補者になれる!』(フォレスト出版/刊)の著者である石井貴士氏は、本書の中で「選挙結果が『荒れる』可能性があります」と述べている。

 これまでは、支持団体や地盤を持つ候補者が多かったが、ネット選挙の解禁によって、例えばTwitterのフォロワー数やFacebookの友達数も、その人の影響力を示す数になることは十分考えられる。そうなってくると、インターネット上で人気のある人が当選しやすくなり、政治家の顔ぶれも変わるのではないかという。

 だから、何気なくフォローしていたTwitter上で人気を集めている人が突然、立候補した! ということが起こる可能性もあるのだ。

 選挙のやり方が大きく変わる可能性のある「ネット選挙」の解禁。それは立候補者にも影響は出るかもしれない。そうなれば、見ず知らずの人ばかりが立候補しているこれまでの選挙のイメージはだいぶ変わるだろう。

 『人は誰でも候補者になれる!』は選挙にまつわるさまざまなトピックを丁寧に解説しており、今の選挙の実態を知ることができる一冊だ。「選挙なんて自分には関係ないよ」と思っている方も多いかもしれない。だが、ネット選挙の解禁により、あなたのFacebookでつながっている友人が、突然、次の参議院選挙に立候補するという可能性は高くなる。次の参議院選挙が始まる前に、この一冊を読んで、選挙を身近に感じておこう。

(新刊JP編集部)

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