電子書店パピレスのiOS版アプリ「パピレスReader」がリリース。購入した作品をアプリ内の書庫に保存することで、通信状況の悪いエリアでも閲覧可能となる。
パピレスは5月15日、電子書店パピレスのiOS向け書庫アプリ「パピレスReader」をリリースした。ダウンロードは無料。
同アプリは、電子書店パピレスで購入した電子書籍(EPUBベースのMEDUSA形式)作品を保存できる書庫アプリ。電子書店パピレスではMEDUSA形式で提供されている作品はWebブラウザビューワで読むことができるが、同アプリで購入した作品を端末に保存しておけば、地下鉄など電波状況の悪い場所でも閲覧可能になるというもの。こうした特徴のため、サポートアプリと位置づけられている。本棚は最大20架まで作成でき、購入した作品の保存冊数に制限はない。また、作品の並び換えや本棚の追加・編集も可能。
ビューワは、モリサワの「MCBook」を採用。縦書き表示や段組み表示、文字サイズ変更、ルビ表示、しおり機能などの基本機能はもちろん、文字検索にも対応。さらに蛍光ペンで線を引いたり、メモ書きができたりする文字選択機能も用意し、状況やニーズに応じたブラウザビューワとの使い分けを打ち出している。
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