出版業界で先週起こった出来事をまとめてお届けする週刊連載。5月第2週は、著作権を議論する文化庁の文化審議会に動きがありました。
新車購入につき、読み聞かせ活動に使用していたキャラバンカー2台の寄贈先を募集している。旧キャラバンカーは4トントラックを改造したもの。全長6.9メートル、車幅2.2メートル、車高3.4メートル。走行距離は2台ともに4年で15万キロ超。車内書庫に550冊を収納できる。色は1号車が緑、2号車がオレンジ。
応募締切は5月31日。詳細は講談社のサイト「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」まで。
4月24日開催の役員会で第65期の役員体制を決めた。新役員は営業局宣伝部長の宮本哲男氏が就く。岡本社長と宮部信明専務の2代表制は維持する。
5月31日に開く第64期定時株主総会および臨時取締役会で正式決定。同日付で山口昭男社長と井上一夫取締役は退任する。
5月8日、同社が発表した。贈呈式は7月2日、午後6時から東京・日比谷の帝国ホテルで開催する。
各部門の受賞作品は次の通り。
5月8日、第13期文化審議会の著作権分科会(第38回)は、出版者への権利付与などを論議する出版関連小委のほか、法制度の在り方を検討する法制・基本問題小委、海賊版対策などの国際小委の3小委員会を設置。会長に日大大学院教授の土肥一史氏、副会長には大渕哲也東大大学院教授が就いた。
瀬尾太一委員(日本写真著作権協会) は「結論を導きだす、これまでとは一線を画す審議会に」とし、山本隆司委員(弁護士)は「ダウンロードせず、テキストをサーバーに置いて利用するなど 新たな形態が登場。切口を変え、議論する必要がある」などの意見が述べられた。
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