裏BookLive!編集部から謎のダンボールが届いたでありマス

GWが終わって本格稼働しようとするeBook USER編集部にその手鼻をくじくダンボールの洗礼が。そこには「裏BookLive!編集部」という謎の組織が。

» 2013年05月08日 16時00分 公開
[ITmedia]

 5月某日。eBook USER編集部に奇妙な届け物が送りつけられた。普段から献本などを多数頂戴しているeBook USERだが、デスク全体を覆う大きさの届け物は過去にない。というかどうみてもただのダンボールだ。そこにイラスト&サインがなければ。

デスクに置かれた何かにたじろぐ
これは……

 送り主は「裏BookLive!編集部」――聞いたことがある……。電子書店を運営するBookLiveが拠点を構える凸版印刷のビル屋上に鎮座するプレハブ小屋を活動拠点とする編集部だ。予想の斜め上を行く野望を掲げ、日々暗躍しているとうわさで聞いてはいたが、まさかこんな形で最初の対面を果たすとは思いもよらなかった。

われら、裏ブックライブ!編集部でありマス!

 それにしてもこのダンボールは何なのか。彼らの野望が漏れ出している(が故かBookLive!のページからはリンクされていない)Facebookのファンページ「われら、裏ブックライブ!編集部でありマス!」にその答えを早々に発見できた。決して真の姿をさらすことのない編集部員はキャラクター化されて登場しており、バラエティ番組のようなスタイルで展開されている。Twitter大喜利などファン参加型のイベントなども活況で、彼らの野望に賛同する同志も着々と増えているようだ。

 話をダンボールに戻すと、これはどうやら彼らが実施中の豪華プレゼントキャンペーン(5月9日まで)に関連しているようだ。キャンペーン自体は上記ファンページを「いいね」すると応募できるというものだが、プレゼントのチョイスは斜め上だ。犬山紙子さん、マン臭きつ子さん、和田ラヂヲさんといった人気漫画家に似顔絵を描いてもらえる権利を筆頭に幾つかのプレゼントが用意されており、特別賞として、「マン臭きつ子さんのイラスト&サイン入りダンボール箱」とある。

 「なぜダンボールに?」といううめき声にすらならない声を絞り出しながらも、これはきっと、このダンボールをかぶって裏BookLive!編集部に潜入してくるがいい、という彼らからのメッセージなのだととりあえずの結論を導き出した。

こんなダンボールをかぶった人が出現しても温かく見守ってほしい

 電子書店のプロモーションはおしなべて、価格面をアピールするものが多い中、そうしたありきたりさを打破しようとする裏BookLive!編集部の取り組みは、長期的には面白い動きになりそうだ。

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