出版業界ニュースフラッシュ 2013年4月第3週

出版業界で先週起こった出来事をまとめてお届けする週刊連載。4月第2週は、村上春樹氏の新刊が累計発行部数で100万部を発売から7日目で達成したことが話題になりました。

» 2013年04月22日 15時48分 公開
[新文化通信社]
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『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)、最速で100万部

 発売から7日目の4月18日、7刷・10万部と8刷・10万部の重版を決め、累計発行部数は100万部となった。同社でのミリオンセラーは5点目。7日目でのミリオンは同社で最短記録となる。

 初版30万部は3日間で実売率98%となり、品切れ店が続出。発売日前に決めた2・3刷分15万部もほぼ完売状態。19日から順次、増刷分が出荷される。7刷は4月30日、8刷は5月7日に取次搬入する予定。

 同社営業局には書店からの電話が殺到、ファックス注文は入力が間に合わないという。本社に直接駆けつける書店もいる。

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