GoogleはGoogle Playに「新聞」のセクションを密かに設けようとしている。Google I/Oでの発表はあるだろうか。
Googleはコンテンツ選択の幅を広げるため、Google Playに「新聞」のセクションを密かに設けようとしている。
これは、Android Policeが発見したもので、Google Playに新たなJavaScriptのコードが追加されていることから明らかになったものだ。「Google Play Newsを読むためには、サポートされているAndroidスマートフォンかタブレットが必要です」「新聞を購入するためにサインインしてください」、「新聞を購読するためにサインインしてください」「新聞購読の設定中です」「新聞購読の設定が完了しました。デバイス上で利用可能です」などのメッセージが読み取れる。
この新コードはGoogleがはじめて雑誌サービスを立ち上げた時のものとまったく同じもので、マウンテン・ビュー拠点のGoogleが出版分野でもホットな領域に参入するのは理にかなっている。Android上で新聞を読むということになると、通常はUSA TodayやWorld Newspapersなどの専用アプリに頼らざるをえない。
コードを深く読み進めると、Googleが新聞購読と各号ごとの販売をほのめかしていることが分かる。これによりユーザーはある新聞の購読を行うのに、まず各号を購入することができるだろう。
新聞は通常、地理的制約のないタイプの出版物なので、全世界のユーザーがそれぞれ欲しいコンテンツをすべて購入できるべきだ。Google Magazinesは特定市場でのみ展開されており、Google Booksも同様だ。雑誌と書籍から成る出版領域はリージョンコードなど地理的制約が多く存在している。新聞社のほとんどは新聞の販売に注力しており、ユーザーがどこに居住しているかはほとんど気にしていない。NewsPaperDirectやPressReaderが世界中で大きな成功を収めているのはそのためでもある。
GoogleはカラーコードとJavaScriptを準備しており、使用されるイメージのほとんどが専用のディレクトリに収められているようだ。このサービスが次のGoogle I/Oカンファレンスで正式に発表されることが期待される。
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