オトバンクは、コルクと連携し山崎ナオコーラさんが書き下ろた短編集『論理と感性は相反しない』をオーディオブックで配信。今後、同様の取り組みを推進していく。
オトバンクは3月1日、小説の音声化を本格的に推進することを発表した。
第一弾として、第41回文藝賞受賞作品として映画化もされた『人のセックスを笑うな』の作者・山崎ナオコーラさんの短編集『論理と感性は相反しない』のうち9作品をオーディオブック化。朗読は、女優として活躍中の折井あゆみさんが担当している。この取り組みは契約エージェント会社コルクの協力によるもの。
またオーディオブックだけの限定特典として、著者自身が朗読するあとがきや脚本家・作家の前田司郎さんによる「解説」、山崎さんと折井さんの「スペシャル対談音声」も用意。さらに、9作品すべてと特典を収録した完全版を提供するほか、1編ずつの個別販売にも対応した。
価格は1編あたり210円で、完全版は1470円。対談は完全版のみの特典だが、個別で4作品以上購入していれば前田さんの解説を聞くことが可能だ。なお、今回の配信を記念し、3月15日までに完全版または個別で4作品以上購入すると抽選で5名にサイン入り書籍をプレゼントする。応募は特設ページから。
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