インタビュー
» 2013年02月20日 15時25分 UPDATE

「知名度不足」で最初の出版企画はボツに――元“ラーメン女子大生”インタビュー (1/2)

日本初の”女性ラーメン評論家”本谷亜紀さんにお話をうかがった。

[新刊JP]
新刊JP

 年間350杯、1日1杯ペースでラーメンを食べ続ける日本初の“女性ラーメン評論家”本谷亜紀さん初の著作となるラーメンガイド『日本初の[女性ラーメン評論家]になっちゃいました!』(扶桑社/刊)が刊行!

 大学在学中は“ラーメン女子大生”として、メディアなどに出演しラーメンを紹介してきた本谷さんだが、この本では本当にお勧めしたい東京の40軒のラーメン店をはじめ、地方の名店なども網羅。ラーメンが食べたくなる写真もばっちり掲載されている。

 というわけで、新刊JP編集部は初めてのラーメン本を出版した本谷さんを直撃! お話をうかがってきた。

かつて出版社にラーメンガイドの企画を持ち込んだが「知名度不足」でボツに……

fhfigsj127.jpg 日本初の“女性ラーメン評論家”本谷亜紀さん

―― 女性ラーメン評論家という肩書きは日本で初めてだそうで、ちょっと意外だったのですが、まずどうしてラーメン評論家の道を選んだのか、お聞かせいただけますか?

本谷亜紀さん(以下本谷) 純粋に美味しいラーメンを紹介したいという想いが強かったからですね。でも、女性のラーメン評論家がいないというのはわたしも調べていてびっくりしました。

―― ラーメンが好きな“アイドル”はいますよね。その中で評論家を選んだのは?

本谷 真面目にラーメンと向き合いたいというのがすごくあったんです。アイドルは少しキャッチーな印象がありましたし、評論家という肩書きを背負うことで覚悟も生まれました。

―― 本谷さんは子どものころからずっとラーメンが好きだったんですよね。

本谷 これは親の影響が大きいですね。父親が麺好きで、3食お米を食べるように、ラーメンを食べていたくらいでした(笑)。だから、年間350杯も食べるの? と驚かれるんですけど、1日1食と考えれば珍しくないと思います。

―― でも、毎日食べてくると飽きが来ないのかなと思いますが……。

本谷 全然来ないですね。やっぱり麺、スープ、その組み合わせで何百種類にも広がりますし、バリエーションもすごく豊富なんですよ。

―― 確かにラーメンにはいろいろな味がありますからね。

本谷 そうなんです! 塩でもしょうゆでも、少しテイストを変えればまったく違う味に変わります。ただ、ずっと味噌ラーメンを食べていると、ちょっと今週は控えようかなと思うことはあります(笑)

―― お店に食べに行った際に、具のトッピングはされますか?

本谷 初めて行くお店は、そのお店の一番のお勧めを食べようと思っているので、なるべくしないようにしています。でも、いつもあまりしないですね。トッピングするんだったら、もう一軒行きたいです。唯一、ワンタンがあれば、トッピングしちゃいます。大好きなんですよ(笑)!

―― 毎日のようにラーメンを食べていて、体型の維持や健康面について気をつけていることも多いと思いますが、何か対策などはされているのですか?

本谷 いろいろな方に聞かれるんですが、実は太り始めているんです……。ラーメンを食べない子よりはかなり太ってきているんですけど、それでもわたしはラーメンを食べたいんですよね。気をつけていることですが、ラーメンも普通の人よりたくさん食べるけれど、その分、野菜も食べて代謝を良くするようにしています。

―― 野菜たっぷりのタンメンを食べたりするんですか?

本谷 そういう風に摂ることもありますが、朝に野菜をたくさん食べたり。野菜は一日に一回、たくさん摂るようにしています。

―― そして今回、初めての単行本となる『日本初の[女性ラーメン評論家]になっちゃいました!』が出版されました。書籍が完成されて、今、どのような思いですか?

本谷 実は去年、自分から出版社に企画を持ち込んだこともあったんですよ。ただ、知名度不足でバッサリ切られてしまって……。そういう中で、自分の出したいスタイルで、ラーメンの魅力を表現できる出版社と出会えたことが良かったです。また、完成したのを見て、やりたいことをやり尽くしたなと思いますね。

―― つまり、自分が本当に好きな店、お勧めしたい店を書き尽くせた、と。

本谷 そうですね。テレビではスタッフさんが用意したお店を評論することが多いのですが、この本はお店の選定から全部自分で決めましたので、本当に好きなお店のみ載せています。

―― この本は東京のラーメン店が中心に掲載されていますが、各地方の名店もしっかり抑えているのがポイントだと思います。

本谷 そうなんですよ。ラーメンって東京だけじゃないんです。地方もすごく美味しいし、個人的に遠征が大好きなんで、そのワクワク感が少しでも伝わればいいなと思います。東京じゃあり得ないようなラーメンがありますよ。

―― 色のインパクトでいえば、富山にはスープが真っ黒なラーメンがありましたよね。

本谷 “富山ブラック”ですね。大好きです。こういう美味しいお店がたくさんあるので、少しでもスペースをもらって掲載したいと思っていました。

―― ラーメンは、そのスープのベースによって味が大きく変わりますが、この本はいろんな味を網羅していると思います。本谷さんが特に好きな味は?

本谷 基本的には塩やしょうゆのようなさっぱりした味が好きです。毎日食べられるので(笑)。でも、味噌もドロドロのとんこつも好きですし、これが絶対! というのはないです。ラーメンという食べ物が好きなんですよね。

―― 東京にはラーメン店が集中している街がありますが、その中でお気に入りの街はありますか?

本谷 そうですね……。どれも好きですが、その中で1つといわれれば、やっぱり吉祥寺ですね。大学のころからよく吉祥寺でラーメンを食べていたので、思い入れが強いんですよね。また、ラーメンに目覚めたのが池袋だったんですよ。だからその2つの街はお気に入りというか、こうなるきっかけを与えてくれた街として思い入れがあります。

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