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» 2013年02月15日 16時47分 UPDATE

人をやる気にさせる叱り方4つのポイント

部下を育て、自分も成長しながら職場を活性化していくための考え方ややり方が解説されている書籍を紹介。

[新刊JP]
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 部下や目下の人に対して、「褒めて伸ばす」のが主流になっている今、「しかる」ことに二の足を踏んでしまう上司、指導者の方も多いのではないかと思います。

fhfigsj119.jpg 人をやる気にさせる叱り方4つのポイント

 もちろん、「褒める」ことは、人を育てる上で欠かすことはできません。しかし、部下の成長を考えるなら「しかる」ことも同時に不可欠なのです。

 『社員もパートも自ら動き出す「心の報酬」の与え方』(阪急コミュニケーションズ/刊)の著者で、人材育成・組織活性化コンサルタントの中昌子さんは、上司として「より真剣に」なってほしいのは、褒めることよりもしかることだとして、部下を上手にしかることの重要性とその方法を紹介しています。

しかっている部下に期待していることを伝える魔法の言葉

 しかる時は、ただしかるよりも「あなたの力はそんなものじゃないはずだ」「あなたならできるはず」という期待感を相手に伝えながらしかる方が効果的です。その期待感をさりげなく伝えるために、中さんは「もったいない」という言葉を使うことを勧めています。

 「後ここを直せば最高なのに。もったいない」「こういうところはがんばってるのに、もったいない」というような言い回しを使ってしかることで、上司の期待に応えたいという部下の気持ちを呼起こすことができるのです。

しかるときは、その場で、すぐに

 次はしかる場と時について。「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、しかる必要を感じたら「その場ですぐに」しかることが一番効き目があるそう。時間を空けてからしかると、部下の方は「何で今さら」と、終わったことを蒸し返されたように感じてしまい、上司の言葉に耳を傾ける気になりません。

 ただし、その場でしかるといっても同僚やお客さんの前は避け、一対一になれる場に行ってしかるようにしましょう。

仏の顔は何度まで?

 熱心に指導しているにもかかわらず、何度も同じ失敗をしてしまったり、あるいは改善しようとしない部下がいたとします。

 普通なら3回くらい叱ってダメならあきらめてしまうところですが、中さんいわく、「最低7回は指導」すること。会社は人を成長させる場でもあります。部下を成長させるだけでなく、自分も成長するつもりで、根気強く指導を続けましょう。

人格否定は厳禁

 これはしかる時の大原則なので、誰もが分かっていることだと思いますが、人格でなく「行為」に対してしかることが重要です。

 「だから君はダメなんだ」「そんな性格だからうまくいかないんだ」などは人格を指摘するものなので、しかり方としてはNG。こういうしかり方をされた部下は自信を失ってしまいますし、上司との信頼関係にも悪影響を与えてしまいます。

 誰だって自分の部下に厳しいことは言いたくありません。しかし、本気で彼らに接しているのなら、どうしてもしからなければならない場面もあるはずです。

 本書には、今回取り上げた「しかり方」だけでなく、部下を育て、自分も成長しながら職場を活性化していくための考え方ややり方が解説されていますので、部下を持つ上司の方や、人を教える立場の人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)

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