マンガ専門書店の書店員さんの壮絶な日常とは?

“デンキ街”の一角にあるマンガ専門書店「コミックうまのほね」の書店員たちの日常を描いた青春コメディ、『デンキ街の本屋さん』を紹介。

» 2013年02月05日 15時20分 公開
[ラノコミどっとこむ]
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 書店員のあるあるネタをまとめた『書店員あるある』(廣済堂出版刊)が話題の“書店員”。端から見ていると読書家で本に詳しいというイメージだが、では“デンキ街”にあるマンガ専門書店の書店員さんたちの生態とはどんな感じなのだろうか……?

『デンキ街の本屋さん』

 『月刊コミックフラッパー』(メディアファクトリー刊)で好評連載中の『デンキ街の本屋さん』(水あさと作)は、とある“デンキ街”の一角にあるマンガ専門書店「コミックうまのほね」の書店員たちの日常を描いた青春コメディ。

 知識が豊富な新人バイト海雄と、アニメやマンガには疎いもののお客様の笑顔のために一生懸命接客をするひおたんを中心に、「コミックうまのほね」に勤める個性的な書店員たちが気ぜわしく動き回る。

 お客でにぎわうマンガ専門書店「コミックうまのほね」だが、あるときは壮絶な激務をこなす。夜を徹しての翌日発売日を迎える新刊コミックスの特典付け作業や、大人気ラノベの3年ぶりの最新刊にして最終巻の深夜販売の激闘など、“デンキ街”ならではのエピソードも豊富だ。

 1月23日には最新刊となる第4巻が発売。これを記念して、1月26日・27日に、本物の電気街にあるコミック専門店が、作中に登場する「コミックうまのほね」と「みかんBOOKS」に扮し、フェアを展開。さらに、その2軒で作者の水あさとさんによるサイン会が開催された。

コミックとらのあな 秋葉原店

 1月26日はコミックとらのあな 秋葉原店が「コミックうまのほね」に変身。「コミックうまのほね」のエプロンをしたノリの良い書店員さんが迎えてくれた。

こちらはひおたんと腐ガールに扮したコスプレーヤーさん

 そして1月27日はメロンブックス秋葉原店が「みかんBOOKS」に扮して、『デンキ街の本屋さん』4巻のタワーを作っていた。天高くそびえていますなあ……。

こちらは「みかんブックス」の前でPRするコスプレーヤーさん
『デンキ街の本屋さん』4巻のタワー

 サイン会では水あさとさんが一人一人と談笑し、ファンと会話を楽しむ姿が見られた。今回は水さんからコメントが寄せられたので、ここでご紹介しよう!

サイン会について

 自分は人前に出るのがあまり得意ではなく、自信もないため当日まで不安だったのですが終わった後、本当にやってよかったと思いました。こんなにたくさんの方々に応援されているということを実感しました。

 また、一番印象的だったのは「もともと漫画を読まないが、たまたま手にとったデンキ街をきっかけにいろんな漫画を読み始めた」という方がいらっしゃったことです。思い出すだけで、感動で涙目になります。

 開催していただいたとらのあな様、メロンブックス様、企画して頂いたMFの方、MFの編集の皆さま、担当さま、そして来て頂いたファンの方、今回来られなかった方、どうもありがとうございました!

ファンの皆さんにメッセージ

 いつも『デンキ街の本屋さん』を読んで頂きましてありがとうございます! どうか、これから彼らのストーリーを見守ってやってください。これから、ストーリーはよりドラマチックに、ギャグはよりエキサイティングに、カントクはよりセクシャルハラスメンティックに、うみおはよりキモく、先生はより残念に、ひおたんはより巨乳になっていきますのでよろしくお願いします。

直筆サインとイラストのサンプル

 また、今回のサイン会では、水さんが直筆サインとともにイラストも本に描いてくれた。読者はこの(1)から(4)までの中からどれかを選び、それを描いてもらったという。今回特別にそのサンプル画像をいただいた。

 マンガ専門書店の日常を楽しむことができる『デンキ街の本屋さん』、いつも使っているあのマンガ専門店を重ねながら読むと面白いかも?

(ラノコミどっとこむ編集部)

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