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» 2013年01月09日 17時00分 UPDATE

ブレないジャンプ写真を撮影するためのコツ

サラリーマンがジャンプしている写真ばかりで話題となった『跳ばずにいられないっ! ラリーマン ジャパン・ツアー』。ブレないジャンプ写真を撮影するためのコツを紹介。

[新刊JP]
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 被写体がジャンプして宙に浮かんでいる瞬間にカメラのシャッターを切り、“浮いている写真”を撮影しようとしたことがある人は多いのではないだろうか。

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 しかし、被写体をブレずに撮影するのはなかなか難しい。相手は常に動いているので、シャッタースピードが遅いと、どうしてもピンぼけしてしまうのだ。では、“宙に浮いている人間”をブレずに写すコツはあるのだろうか。

 跳んでいる人を写す、いわゆる「ジャンプ写真」を1998年から撮影し続けてきた写真家の青山裕企さんの新作写真集『跳ばずにいられないっ! ラリーマン ジャパン・ツアー』(徳間書店/刊)では、日本各地のジャンプする働くオトコたち=“ソラリーマン”たちのカットを収録した躍動感溢れる一冊。

 空中でアクティブにポーズを取るソラリーマンもいれば、まさに直立不動で空中に透明の地面があるのではないかと思わせるソラリーマンまでさまざまだ。では、青山さんはどのようにしてこの写真を撮影しているのだろうか。そこにはちょっとしたコツがあるようだ。

アングル

 高く跳んでいるように見せたければ、カメラは低い位置から撮影しよう。また、地面を写さないようにカメラの角度を上げると着地点が分からなくなるので、こちらも高く跳んでいるように見える。

シャッタースピード

 だいたい500分の1秒より遅いと、ピンぼけしやすくなるという。そのため、シャッタースピードを速くするために明るい場所で撮影しよう。また、室内や夜といった暗い環境においては、蛍光灯や電灯を利用すると良い。

タイミング

 一番高く跳んでいる瞬間をカメラでとらえるようにする。カメラの連写機能を使った方がいいのでは、と考える人もいるだろうが、青山さんは、やみくもに連射するのではなく、一跳一撮の精神で撮影した方がいいという。

ポーズ

 座ったポーズで宙に浮いている写真を撮るには、座っている時の姿勢を固定させたまま、上に浮くような意識で跳ばせてみよう。腰や膝の角度を直角に保つ、表情を変えないといったことを注意して跳んでみると、宙でも座ったポーズが維持できるはずだ。ただし、着地にも十分注意を払おう。

 また、直立不動のポーズは、靴裏に注目しよう。地面と平行になっていると浮いているように見えやすいという。また、ジャンプすると普通はかかとがあがるため、つま先をあげると良い。

 以上のようなことを注意した上で撮影すれば、ピンぼけしない“ジャンプ写真”を撮ることができる。

 ちなみに、この『跳ばずにいられないっ! ラリーマン ジャパン・ツアー』は青山さんにとって20冊目の書籍となる。『スクールガール・コンプレックス』などを通して、フェティシズムやエロティックな世界をカメラと写真で瑞々しく表現している青山さんだが、本作ではサラリーマンたちの日常の中にある躍動感を切り取っている。

 中にはテレビでおなじみのTVキャスターや、元メジャーリーガー、気鋭の経営者などもジャンプしている。思わぬところに思わぬ人が、躍動的な姿を見せているかもしれない。

(新刊JP編集部)

青山裕企さん個展『ソラリーマン・ジャパン・ツアー 2013 東京』開催!

 2013年1月6日(日)から1月16日(水)まで、新宿眼科画廊にて。さらに16日にはリブロ池袋本店で、気象予報士・天たち史氏を迎えてトークイベントを開催! 詳細はこちら

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