超辛口のNew York Times書評家ミチコ・カクタニが2012年ベスト10に個人作家作品を選出米出版界が驚き

謎めいたプロフィールと辛口な書評で米国の読書界に強い影響力を持つミチコ・カクタニ氏が年間ベスト作品にKindleで出版した個人作家の作品を挙げ、話題となっている。

» 2012年12月21日 14時51分 公開
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 超辛口で有名なNew York Times紙の書評家ミチコ・カクタニ氏が2012年ベスト10作品を発表し、その中に個人作家の作品が含まれていることが現地関係者の間で話題となっている。

 ミチコ・カクタニ氏は日系2世の有名書評家で、Harry Potterシリーズも酷評するその徹底的なポリシーや、メディアなどに姿を絶対を見せないミステリアスな存在でも有名。今回、カクタニ氏の年間ベスト作品の1つに選ばれたのが、TV番組批評ブロガー、Alan Sepinwall氏がKindle上で個人出版した『Revolution Was Televised: The Cops, Crooks, Slingers and Slayers Who Changed TV Drama Forever』。

 カクタニ氏に作品を取り上げられたことだけでもかなりの偉業だが、さらに年間ベスト作品の中に選ばれたことが、現地の出版関係者たちを驚かせている。

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