書店員が「今年驚いた1冊」をオススメするフェアが丸善・ジュンク堂書店で開催されている。Web上でも作品を案内しており、書店員の思いが詰まった手書きPOPとともに、売れ筋ランキングとはひと味違うユニークな作品に出会える。
丸善・ジュンク堂書店ではここ数年、書店員らの目利きによる“今年のベスト”フェアが開催されているが、その2012年版がこのほど始まった。今年は「2012年書店員が選ぶこの1冊 今年驚いた!1冊」と題し、“驚いた本”という切り口で作品をピックアップしている。
フェアのWebサイトでは、書店員による渾身のPOPとともに、イチオシの作品を紹介。例えば、「BEST OF 驚いた本」にはダニエル・ドレズナー著の『ゾンビ襲来』が選ばれている。ゾンビが突然発生したその日に人類がどう備えるべきかを、国際政治学の専門家が真面目に語る本だという。このほかにも、装丁等に注目した「驚いた本 POPアート賞」、本の切り口に注目した「驚きのアイデア賞」など、いろいろな視点で作品が紹介されている。
なお、同キャンペーンはWebだけでなくフェア参加各店でも展開している。
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