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» 2012年12月07日 11時37分 UPDATE

本の目利きが選ぶ:『ダ・ヴィンチ』Book of the Year 2012発表 小説・コミック部門の1位は?

本とコミックの情報マガジン『ダ・ヴィンチ』が毎年恒例のBook of the Yearを発表。小説、男性誌コミック、女性誌コミックのそれぞれのランキング結果を紹介しよう。

[山田祐介,ITmedia]

 メディアファクトリーが発行する本とコミックの情報マガジン『ダ・ヴィンチ』が、“今年最も読み応えがあった本”を決める企画「Book of the Year 2012」を開催した。結果の詳細は12月6日に発売した1月号にて発表している。

 『ダ・ヴィンチ』の「Book of the Year」は今回で13回目を迎える年末恒例の人気企画だ。販売数などではなく“本の目利き”による投票で作品をランキングしているのがポイントで、書評家、アンケート会員、全国の書店員など4625人が自身の読んだ本の中からおすすめを厳選して投票している。

 ここでは2012年の結果から、「小説ランキング部門」「男性誌コミックランキング部門」「女性誌コミックランキング部門」のトップ5を紹介しよう。作品にどんな感想が寄せられたのか、そして全ジャンルの結果はどうなっているのか――気になる読者は『ダ・ヴィンチ』の誌面で確認してもらいたい。

小説ランキング部門


 小説部門の1位は有川浩さんの『空飛ぶ広報室』。有川さんは前年度のBook of the Yearでも『県庁おもてなし課』で大賞を受賞している(参考記事)。今回の『空飛ぶ広報室』は、有川作品でおなじみの自衛隊を、広報室という新たな切り口で描いた群像物語。なお、タイトルからも分かるとおり今回は航空自衛隊が舞台となる。電子書籍サイト「E★エブリスタ」で連載された作品であるところも、eBook USER的には注目したいポイントだ。書籍では同連載の内容に加え、航空自衛隊の東日本大震災対応を描いた「あの日の松島」を書き下ろしている。

男性誌コミックランキング部門


 男性誌コミック部門では、荒川弘さんの『銀の匙 Silver Spoon(1〜5巻)』が1位に輝いた。『週刊少年サンデー』で連載中の同作品は、北海道の農業高校を舞台にした青春漫画だ。個性豊かな学生たちの成長、そして農業学校ならではの“ひと味違う学生生活”をのぞき見る楽しさがあると同時に、「食」や「命」について考えさせられるテーマ性も持っている。「マンガ大賞2012」の大賞にも輝いていることを考えれば、2012年の最注目漫画の1つといって差し支えない作品だ。

女性誌コミックランキング部門


 女性誌コミック部門では、末次由紀さんの『ちはやふる(1〜18巻)』が1位を獲得。競技かるたを題材にした少女漫画で、『BE・LOVE』で2007年から連載している人気作品だ。クイーンを目指す高校生・綾瀬千早を中心に、ライバルたちとの緊迫感のあるバトルが繰り広げられる。主人公らの競技にかけるひたむきな姿勢が心を打つのはもちろんだが、学生たちを支える個性豊かな大人達の存在もこの作品の魅力の1つとなっている。

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