猫好き大注目! 世界的動物写真家が贈る『ネコぼけシリーズ』が電子書籍化

小学館が、野生動物の写真家として世界的に有名な岩合光昭氏の写真集『ネコぼけシリーズ』を電子書籍として配信。ライフワークとして40年以上も猫を撮り続けてきた岩合氏の愛情がたっぷり詰まった、猫好き注目の電子書籍だ。

» 2012年11月16日 14時05分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo 『ちょっとネコぼけ 岩合光昭写真集』

 小学館は11月16日、写真家・岩合光昭氏の写真集『ネコぼけシリーズ』の電子書籍版の配信を開始した。BookLive!、GALAPAGOS STORE、ReaderStoreなど複数の電子書店で販売が始まっている。発売したのは『ちょっとネコぼけ 岩合光昭写真集』『そっとネコぼけ 岩合光昭写真集』『ハートのしっぽ 岩合光昭写真集』の3作品で、価格はいずれも735円。

 野生動物の写真家として世界的に有名な岩合氏は、『おきて』『クジラの海』といった名写真集を産み出してきた一方で、自身のライフワークとして40年以上、猫の写真を撮り続けてきた。そんな岩合氏の猫への愛情が詰まった写真集が、今回の3冊だ。

 例えば、『ちょっとネコぼけ 岩合光昭写真集』は紙の写真集として発売から7年半たった今もファンに愛されているロングセラー。40年以上前の作品も含む、100点以上の写真を収めた岩合氏の代表的な猫写真集となっている。『そっとネコぼけ 岩合光昭写真集』では、春夏秋冬の季節を生きる猫たちを、四季の香りとともに写真に収めた。『ハートのしっぽ 岩合光昭写真集』では“ネコ島”としても知られる宮城県田代島の猫たちの姿を、長年の取材から選りすぐって収録している。


photophoto 『そっとネコぼけ 岩合光昭写真集』『ハートのしっぽ 岩合光昭写真集』

 「マイペースでしなやか。猫ほど愛らしい存在はないですね。僕は40年ネコを撮っていますが、ネコってこんなことをするんだ! という瞬間が常にありますし、本当に見飽きない。人間には飽きるけど(笑)、ネコには毎日発見がある。それが僕がネコに惹きつけられている理由です」(岩合氏)

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