進研ゼミ中学講座、教材にAndroidタブレットを導入

ベネッセコーポレーションは、「進研ゼミ 中学講座」の副教材として専用Androidタブレット端末を提供する。紙テキストと併用して理解を深め、学習意欲を高める狙い。連続受講者には無料提供する。

» 2012年10月23日 08時00分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]
Photo 「中学講座」タブレット利用イメージ

 ベネッセコーポレーションは、通信講座「進研ゼミ 中学講座」において、副教材としてオリジナルの学習用Androidタブレット端末「チャレンジ タブレット」を導入する。2013年度の中学1年生向け講座「中一講座」から提供を開始し、今後順次3学年に展開する予定。価格は9500円だが、中一講座4月号から12カ月連続受講する会員には無料で提供する。

 紙のテキストと併用して活用するスタイルを想定しており、テキストの疑問を解消するための連動した動画解説「動く!答えの本」や、週1回定期的に行われる「ライブ授業」、担任コーチのアドバイスである「声かけサービス」といったリッチコンテンツに加え、5教科のよくあるQ&Aを閲覧できる「教科質問ひろば」も用意。そのほかにスケジュール機能、チャレンジ英和辞典/和英辞典をアプリとして収録している。家庭学習でも塾や家庭教師のように、人がそばで教えてくれる分かりやすさを提供できるほか、先生や仲間とのコミュニケーションを通じて得られる学習のペースメイク、やる気の向上といった効果が期待できるとしている。

 端末はAndroid 2.3を搭載。無線LANによるインターネットへのアクセスも可能だが、中学生向けとしてパスワードによる利用機能制限や有害サイトのフィルタリング機能、利用時間制限機能などを設定することも可能だ。また制限された「子モード」と制限のない「親モード」を切り替えて利用することもできる。

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