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» 2012年10月22日 08時00分 UPDATE

Amazon、「Whispercast for Kindle」を導入

学校や企業でKindleの一括管理などを可能にする「Whispercast for Kindle」が発表された。教育機関などでKindleの導入が促進されるかもしれない。

[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
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 Amazonは自社の電子書籍リーダーとタブレットに非常に魅力的な機能「Whispercast for Kindle」を導入した。このツールにより企業や学校はKindle製品群に対してアップデート、電子書籍、そのほかの重要な要素をプッシュ配信できる。

 「世界中の多くの学生がすでにKindleを利用して読書しています」とAmazon Kindle担当副社長、デーブ・リンプ氏は語る。「Whispercast for Kindleは無料で、学校や企業の管理者が数千台のKindleを集中的に管理し、Kindle書籍だけでなく独自の書類もユーザーに無線通信を介して配信できる汎用的ソリューションです。BYOD(Bring-Your-Own-Device)プログラムをデザインしたり、個人が所有しているKindle、Kindle Fire、Kindleアプリに対して適用できます」。

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 この新プログラムの最重要要素の1つは、各学生、従業員ごとにパーソナライズされたKindle体験を作り出しつつ、管理者が組織内のすべてのKindleデバイスをすぐに登録したりユーザーに割り当てたりできることだ。IT部門は特定グループにユーザーを割り当てできるので、例えば学校では学生グループ、教授グループ、管理者グループを作成できる。読書体験のカスタマイズや、それぞれのデバイスに異なるPDFファイル、電子書籍をプッシュ配信したりもできる。こうした柔軟性のあるカスタマイズやコンテンツ配信は専用のWebページ経由で行われる。

 Whispercast for Kindleで特に利益を享受できるのは学校だ。学校が販売、無料配布する授業資料、カスタマイズされた指導ガイドをすべてのKindleに非常に簡単に配信できるからだ。過去、コンテンツを電子書籍リーダーに事前ロードしておく場合、それぞれのデバイスを物理的に操作し、コンテンツを手動でロードする必要があった。Whispercast for Kindleを使えば、学校側は学生がデバイスを登録すると、すぐに学生向けニュースレター、カスタマイズされた取扱説明書、メモ・下線・書き込み・辞書利用法など読本の大事な部分を強調した文書をデリバリーできるようになる。

 最後に、このサービスではデバイスの一部の機能を制限、または無効化できるというのも学校にとってはありがたいことだろう。学生が教室内で何かに簡単に気を取られることを防いだり、教師が学生全員に同じユーザー体験を確実に共有させたいときに、特に幼稚園から高校卒業までの期間に、こうした機能は役立つ。

 このアップデートはKindle Fire HD、Kindle電子書籍リーダー、広範囲のiOS、Androidアプリを含むすべてのプラットフォームに今後数週間以内に導入される。ソースリンクを辿り、より多くの情報を確認し、サービスにサインアップしてほしい。

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