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» 2012年09月21日 13時30分 UPDATE

本家提供WikipediaコンテンツのEPUB出力が簡単便利だった

Wikipedia(英語版)が提供開始したWikipediaコンテンツのEPUB化はとても簡単だった。

[西尾泰三,ITmedia]

 「koboイーブックストアで“Wikipedia”作品が増えている」「Wikipedia英語版、PDFに続きEPUB電子書籍が自作できる機能を無償公開」――このところ電子書籍業界ではWikipedia関連の話題で賑わっている。その是非などはさておき、英語版WikipediaのEPUB出力機能が便利だったので手順を紹介したい。

 やり方はとても簡単だ。前準備として、Wikipediaのページ左側にあるメニューから[Print/export]をクリックすると、プルダウンメニューとして[Create a book][Download as PDF][Printable version]が現れるので、[Create a book]をクリックする。

tnfigwiki1.jpg 左側のメニューから[Print/export]-[Create a book]をクリック

 その後に出てくる以下のページは、簡単な説明書のようなもの。ここで緑色の「Start book creator」ボタンを押すと、以降は各記事ページの上部にツールボックスが表示されるようになる。

tnfigwiki2.jpg [Start book creator]で機能が有効に
tnfigwiki4.jpg 機能を有効にした後は、各記事の上にツールボックスが表示される

 Book creatorという名の通り、気になるコンテンツがあったとき、[Add this page to your book]を押すと1コンテンツとしていったんストックされる。複数のWikipedia記事をまとめて1つのEPUBにしたいときは、それぞれの記事ページで同様の作業を行うか、Wikipedia内の記事へのリンク文字列にカーソルを合わせると、[Add linked wiki page to your book]がポップアップするので、それを押すことでも追加できる。また、ツールボックスの[Suggest pages]でサジェストを受けることもできる。いずれにせよ、追加する度にツールボックス内のShow bookのページ数が増えていくことが確認できるだろう。

tnfigwiki3.jpg Wikipedia記事のリンクだとポップアップが表示され追加するか選択できる
tnfigwiki5.jpg 記事を追加するとShow bookのページ数が増えていく

 そうしてまとまったものをEPUB出力するには、この[Show book]ボタンをクリックする。ここでは本のタイトル/サブタイトルや(日本語も通るようだ)、スクラップした各ページの章立てやアルファベット順ソートなどが行えるが、最終的な出力は、ページ右下の「Download」から行う。出力可能なフォーマットはPDF、OpenDocument、OpenZIM、そしてEPUBだ。選択してDownloadボタンを押すとダウンロードできる。

tnfigwiki6.jpg 体裁調整と出力画面

 ダウンロードの後は好きなEPUBビューワで自由に読むことができる。まだ日本語版Wikipediaではこの機能は提供されていないのが残念なほど簡単で使いようによっては役立つ機能だ。

tnfigwiki8.jpg Readiumで開いたところ。DRMはかかっていないので好きなEPUBビューワで読むことができる

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