Amazonが発表したKindle Fire HDなどの新モデルでは、標準検索エンジンをBingとなっているが、その背景にはGoogleとの確執があるようだ。
先週、新タブレット端末シリーズ「Kindle Fire HD」を発表した米Amazon.comだが、この新モデル群から「標準検索エンジンをGoogleからMicrosoftのBingに変更した」理由について、同社は明らかにしていない。
そのような中、New York Times紙が9月9日(現地時間)、AmazonとGoogleの間で現在起こっているある確執について報じている。記事によると、Googleは最近、同社の商品カタログ検索サービス「Google Shopping」での掲載有償化を各ECサイト会社に打診。Amazon側はこれを“Amazonつぶし”に向けた策略と察知し、同サービスから脱退したとのこと。
これが直接の背景となっているのかどうかは不明だが、Amazon製ハードウェアでGoogle検索が標準機能から今後消えていく可能性は高そうだ。
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