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» 2012年09月07日 08時00分 UPDATE

電子書籍端末ショーケース:Cybook Odyssey――Bookeen

往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、フランスBookeenが販売する電子書籍リーダー端末「Cybook Odyssey」を取り上げる。

[山口真弘,ITmedia]

製品概要

 フランスBookeenが販売する電子書籍リーダー端末。Amazon.comの「Kindle」などと同様にモノクロ16階調のE Ink電子ペーパーを採用するが、同社独自の「High Speed Ink System(HSIS)」の搭載により、スムーズなスクロールやピンチイン・アウトなど、高速な描画を実現しているのが特徴。

 インタフェースは英語をはじめ23カ国語が用意されており、日本語は含まれていないが、日本語フォントは内蔵、日本語コンテンツをリスト画面で表示した際もタイトルは文字化けしない。

 連携ストアである「BOOKEEN Store」から無線LAN経由で電子書籍を購入して読むことができるほか、英語やフランス語などのフリー書籍100冊がプリインストールされており、購入後すぐ楽しむことができる。

 通信機能はWi-Fiのみで3Gモデルは用意されない。日本では未発売で、PDFビューワなどとして利用は可能だが、技適マークがない製品なので、無線機能を国内でそのまま使うと電波法違反に当たる点は注意。

スペックで見る「Cybook Odyssey」

メーカー Bookeen
国内発売時期 未発売
発売時価格 150ユーロ
専用/汎用 専用
OS 専用(Linuxベース)
OSバージョン 不明
サイズ(※最厚部) 120(幅)×166(奥行き)×9(高さ)ミリ
重量 約195グラム
解像度 600×800ドット
ディスプレイ 電子ペーパー(E Ink)
カラー/白黒 モノクロ16階調
画面サイズ 6インチ
通信方式 802.11 b/g/n
Bluetooth なし
内蔵ストレージ 2Gバイト
メモリカードスロット microSD
バッテリー持続時間(メーカー公称値) 2万5000ページ
タッチ操作 対応
対応フォーマット EPUB、PDF、HTML、TXT、FB2、JPEG、PNG、GIF、BMP、ICO、TIF、PSD
コネクタ USB(microB)
電子書籍ストア BOOKEEN Store
その他 海外での発売は2011年11月。ユーザー利用可能領域は未公表だが、Windowsのエクスプローラ上では1.28Gバイトと表示される
最終更新日:2012年9月7日

写真で見る「Cybook Odyssey」

右60度傾斜外観本体を持った写真CDとの比較 本体色はブラック。エッジ部分を削ることで本体が薄く見えるよう工夫されている(写真=左)/他のE Ink端末に比べると画面はやや反射しやすい。画面とベゼル部の段差はごくわずかに抑えられており、画面の端でもタッチ操作がしやすい(写真=中央)/画面は他のE Ink端末と同じ6インチサイズ。筐体前面はロゴなどもなくシンプル(写真=右)
単体正面左側面右側面 正面。画面下にはメインメニューボタンを備えるほか、画面左右にページめくりボタンを備える。このページめくりボタンを長押しすると連続ページめくりが可能(写真=左)/左側面。戻るボタンを備える(写真=中央)/右側面。進むボタンを備える(写真=右)
上面底面裏面 上面。2つのLEDを搭載しており、ページの書き替えなどの処理を行なっている際は左側のLEDが青色に、充電中は右側のLEDがオレンジもしくは緑色に点灯する(写真=左)/底面。イヤフォンジャック、microUSBコネクタ、microSDカードスロット、電源ボタンを備える(写真=中央)/裏面。ヘアライン加工が施されている。やや滑りやすいのがネック(写真=右)
メイン画面コンテンツ表示画面tnfigxxx23.jpg ホーム画面。上段に最近読んだ本、中断にライブラリ、下段に連携ショップへのリンクが表示されている。日本語フォント(CJKフォント)を搭載しており、自炊したPDFなどでは日本語タイトルも文字化けせずに表示できる(画面=左)/画面下のボタンはホームボタンではなくnookと同様のメインメニューボタンとなっており、押すと画面下部にホーム、ライブラリ、ショップなどへのリンクが表示される(画面=中央)/ライブラリを表示したところ。タイトルのほか著者名、出版社名、サイズ、日付、ファイル名の各条件でソートできる。このほか2コラム表示やサムネイル表示、フォルダビューなど表示方法は多彩(画面=右)
tnfigxxx24.jpgtnfigxxx25.jpgtnfigxxx26.jpg コンテンツを表示したところ。画面の左右タップもしくはフリックでページめくり、中央タップでメニュー表示というベーシックな構成。また上部のタイトルをタップすれば目次が、下部のページ番号をタップすればページ移動のダイアログがそれぞれ表示されるなど直感的な操作が可能(画面=左)/EPUBにおけるメニュー表示。フォントのサイズや種類などが変更できるほか、白黒反転表示などもサポートする(画面=中央)/PDFにおけるメニュー表示。拡大率や回転表示、余白削除などのオプションが用意されている(画面=右)
tnfigxxx27.jpgtnfigxxx28.jpgtnfigxxx29.jpg メニューの言語設定。23ヶ国語に対応するが、日本語には非対応(画面=左)/ページリフレッシュは1/5/10ページ単位、もしくはリフレッシュなしから切り替えられる(画面=中央)/ライブラリをフォルダビューに切り替えると、エクスプローラのように本体およびmicroSDカード内を閲覧できる(画面=右)

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