写真で分かる「Kobo Touch」待ちきれない方のために

いよいよ7月19日、楽天から電子書籍リーダー「Kobo Touch」の発売、および電子書店「koboイーブックストア」がオープンする。ここでは直前の特集として、「写真で分かるKobo Touch」をお届けしよう。

» 2012年07月17日 12時00分 公開
[ITmedia]

 楽天がいよいよ今週木曜、7月19日から電子書籍サービスを本格的に開始する。買収したカナダの企業、Koboが擁する電子書籍リーダー端末「Kobo Touch」は7980円というかなり競争力のある価格で販売される。すでにKobo Touchを予約し、サービスの開始を心待ちにしている方も少なくないだろう。

 そこで今回は、「写真で分かるKobo Touch」と題し、フォトレポートをお届けしたい。基本的なスペックなどはすでに過去記事で紹介しているので(関連記事参照)、本稿では画面周りを中心にお届けする。細かく見れば新しい発見もあってニヤリとできるかもしれない。

これがKobo Touchだ

まずはおきまりの端末前面/背面。正面のディスプレイ周りが白いプラスチックの梨地仕上げ、背面がキルティング風のデザインになっており、背面のカラーバリエーションがシルバー、ライラック、ブルーの3色、さらにブラックと合わせて4つのカラーバリエーションが用意されている(写真はブラック)。楽天三木谷氏によると予約初日は「シルバーがよく売れた」という
端末上部は電源スイッチのみ(写真=左)/端末左側面にはmicroSDカードスロット(写真=右)
本体底面 底面。microUSBコネクタが中央にある。当然技適マークも
適当な作品を開いてみたところ。電子ペーパー搭載により印刷物との違和感は少ない(写真=左)/読書中のメニューを表示。全文検索や辞書、翻訳などの機能がある。「書きこみ」はしおりのようなものと考えればよいだろう
分からない単語があったら辞書の登場。写真では日本語辞書のほか、英語、ドイツ語の辞書を切り替えて使えることが分かる。辞書の追加方法などが可能なのかどうかは今後調査したい
作品内に登場する単語を全文検索できる(写真=左)/メニューから「書きこみ」を選ぶとこの画面に。しおりやコメントを残すことができる。なお、これらの書き込みは別の端末などで利用する場合も同期・共有される
翻訳はさまざまな言語の組み合わせで行えるようだが、日本語からの翻訳がどの程度行えるかは不明(写真=左)/フォントは既報のとおりモリサワフォントが2種入っている(写真=右)
コミックを開いてみたところ。読書中のメニューからスパナのようなアイコンをタッチすると、Facebookに投稿できたりするようだ。どのような内容で投稿されるのかは今後調査したい

設定画面周り

Kobo Touchの設定画面。アカウントはログインIDがkoboイーブックストアのものと思われる。このほか、Facebookと連携させることができる
設定から「スリープモード&電源オフ」「日付&時間」を開いたところ。スリープモードや電源オフまでの時間も設定できる。一度充電すれば1カ月くらいはバッテリーが持つ端末だが、こうした機能を活用することでよりバッテリーライフを伸ばすことができるだろう
設定から「読書設定」を開いたところ。ページめくりのカスタマイズ、ページのリフレッシュレートもここで設定可能
設定から「Reading Life」を開いたところ。機能のオンオフが可能(写真=左)/「その他」にはお試し機能としてスケッチブック、数独、Webブラウザが用意されている
ソーシャルリーディング「Reading Life」の画面。読書中の本をどのくらい読んだかなどの情報が可視化されているほか、アクティビティに応じたバッジが付与されることが分かる
ワイヤレス設定とデバイス情報
設定から「kobo Touchについて」を開いたところ。AdobeのDRMを採用していることや、ビューワ部分にACCESSの「NetFront BookReader」が採用されていること、日本語入力がiWnnであることなどが分かる
発売が迫るKobo Touch。家電量販店などで実際に触れることもできるので、一度電子書籍リーダーに触れてみるのもいいだろう

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