ソニー、間もなく新型電子書籍リーダーをリリース

Kobo TouchやKindleなど電子書籍リーダーの選択肢が豊富になってきたが、ソニーも新モデルをそろそろ市場に投入するようだ。

» 2012年07月10日 16時45分 公開
[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
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 ソニーはひそかに、同社が昨年リリースした電子書籍リーダー(PRS-T1/PRS-G1)に続く製品を開発してきた。現行モデルのPRS-T1/PRS-G1にはOverdriveを利用して電子書籍を借りる機能がビルトインサポート(編注:海外モデルで提供)されている点など、他社の製品が太刀打ちできない幾つかの強みを持つ。そして先日、ソニーは公式に新型モデルのFCC承認申請を行い、今後数カ月以内に発売する予定だ。

 新型の「PRS-T2」は800×600ドットの解像度を備えたE Ink Pealディスプレイを搭載する。Kobo TouchやAmazon Kindle Touchと同じく赤外線方式のタッチスクリーンとなっており、Reader Storeを活用するためのWi-Fiも備えている。

 ソニーは北米、日本、欧州でこの新モデルをリリースする予定。同社はこれらの国々で電子書店を展開しており、ここ数カ月でオンラインでの存在感を高めつつある。ソニーは伝統的に新型の電子書籍リーダーを毎年リリースしているが、ここ2年の製品提供は減少していた。

 製品は今後2カ月以内に発売され、価格は139ドルほどになるだろう。

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